学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教育学部
時間割コード
Registration Code
0280080
科目名 【日本語】
Course Title
概説倫理学
科目名 【英語】
Course Title
Survey of Ethics
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
EDUTL8008J
担当教員 【日本語】
Instructor
赤石 憲昭 ○
担当教員 【英語】
Instructor
AKAISHI Noriaki ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 4時限
Spring Mon 4
対象学年
Year
2年
2
コース・専攻等
Subject
教職に関する科目(全コース共通)
必修・選択
Required / Selected
随意、2023年度以降入学者については選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本授業では、倫理学に関する基本的知識を習得することを目的とする。倫理学における「正義」の理論とともに、生命倫理、環境倫理、教育の倫理などの現実的な倫理問題も検討する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose of this lecture is to provide students with a basic knowledge of ethics. Along with the theory of "justice" in ethics, practical ethical issues such as bioethics, environmental ethics, and ethics in education will be examined.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本授業では、次の点を目標とする。
1)倫理学の基本的な考え方と知識を身につけることができる。
2)現代社会における倫理問題について多面的に捉えることができる。
3)現代において「善く生きる」ことがどういうことかを考え、自分自身で実践することができる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1 オリエンテーション:「倫理学」とは?
2 功利主義:「最大多数の最大幸福」は正しいか?
3 自由至上主義:「自由」はどこまで許されるのか?
4 義務倫理学:許される嘘はあるのか?
5 現代の正義論 :「公正としての正義」とは?
6 徳倫理学:一人一票は正しいか? 奴隷制は正当か?
7 コミュニタリアニズム:個人と社会・国家、どちらが優先されるのか?
8 中間まとめ/補論:アンパンマンの正義論
9 生命倫理①:臓器移植・人工生殖問題について考える
10 生命倫理②:安楽死・尊厳死について考える
11 生命倫理③:子どもの死と向き合うということ
12 環境倫理:環境保護の思想
13 環境倫理:動物の権利について考える
14 教育と倫理:体罰問題について考える
15 まとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
(評価の方法)本授業では、次の方法で評価する1.毎回のコメント記入(30%)2.期末試験(70%)(評価の基準)総点60点以上を合格とします。
教科書・テキスト
Textbook
授業内で適宜資料を配布します。
参考書
Reference Book
・マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』ハヤカワ書房、2011年・マイケル・サンデル『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業』(上)(下)早川書房、2012年
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
前半の講義においては、参考書の該当箇所を読むことが最適の予・復習になります。後半の現実的な倫理問題については、該当するテーマについてインターネット等調べると良いでしょう。
注意事項
Notice for Students
講義で展開される内容は、難しいように思うこともあると思いますが、どれもわれわれ自身の生き方に関わる問題です。つねに自分自身と結びつけ、ただ講義を聞くのではなく、一緒に考えてください。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本的には対面で実施を予定。オンラインになった場合には、TACTにて通知の上、Zoomを利用予定。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)