学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法学部
時間割コード
Registration Code
0300261
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
民法Ⅴ(家族法)
科目名 【英語】
Course Title
Civil Code Ⅴ
担当教員 【日本語】
Instructor
金子 敬明 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KANEKO Yoshiaki ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 金曜日 3時限
Spring Fri 3
対象学年
Year
3年
3
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業では、民法第4編・親族及び第5編・相続の領域(この2つはまとめて「家族法」と呼ばれることが多い)で生じる法的諸問題について学ぶ。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course aims to deepen the students' understanding on contemporary legal issues concerning family and inheritance.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この授業では、受講者が授業終了時に、以下の知識・能力を身につけていることを目標とする。

1. 民法第4編および第5編ならびに関連する戸籍法、家事事件手続法などが規定する諸制度に関する、専門的な知識を獲得する。

2. 家族法の重要判例について、何が法的な問題点かを説明することができる。

3. 現行の家族法に関する諸制度にどのような問題点があり、その改善のためにどのような策が考えられるかを議論することができる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
At the end of the course, participants are expected to -

(1) have basic understanding on the current system of family/inheritance law in Japan.
(2) explain main legal issues in major Japanese family/inheritance cases.
(3) discuss the ways to improve the system of family/inheritance law in Japan.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1. 家族法序論、親族概念、婚姻
2. 3. 親子関係
4. 親権
5. 6. 離婚
7. 婚姻類似の関係
8. 後見・保佐・補助、扶養
9. 氏をめぐる諸問題、相続法の概要
10. 相続人、相続財産の範囲、相続分
11. 遺産共有
12. 遺産分割 
13. 遺言、遺贈
14. 遺留分
15. 相続回復請求権、相続人の不存在、相続による権利変動の対抗
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
特になし。ただ、民法の財産法分野をよく復習しておいて欲しい。総則、物権、債権は、各所で関わる。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
原則として定期試験のみにより評価する。ただし、受講者の人数によっては、さらにレポートを課す可能性がある。詳しくは4月中に決定し、授業中で説明するとともにTACTの「お知らせ」で通知する。
100点満点で60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
・前田陽一ほか『民法Ⅵ 親族・相続』(第6版、有斐閣リーガルクエスト、2022年)

*詳しくは初回授業において指示するので、購入するのであれば初回授業を受けた後にそうすること。
参考書
Reference Book
・高橋朋子ほか『民法7 親族・相続』(第6版、有斐閣アルマ、2020年)
・窪田充見『家族法 民法を学ぶ』(第4版、有斐閣、2019年)
・大村敦志=沖野眞已編『民法判例百選Ⅲ(第3版)』(2023年、有斐閣)
・青竹美佳ほか『民法5 親族・相続 判例30!』(2017年、有斐閣)

*以上のいずれも、Maruzen ebook libraryで学外からも閲覧できる(ダウンロードは不可)。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業内容を復習するとともに、各回ごとに予習範囲として指定する、教科書の該当箇所を、事前に読んでおくこと。
また、相続法の一部分については説明を省略して自習に委ねる。自習の方法については授業中に説明する。
注意事項
Notice for Students
授業レジュメの配布や連絡はTACTを通じて行う。履修登録が遅れた等の理由で開港時期に本科目のTACTに登録されていない場合には、担当教員が手動で追加するので、題名を「TACT追加」とし、本文に氏名と学生証番号を明記して、担当教員にメールを送ること。(メールアドレスは便覧を参照)
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業はTACTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、TACT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、TACT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via TACT. Questions to instructors should be asked using the TACT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the TACT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions.