学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法学部
時間割コード
Registration Code
0300571
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
ドイツ法
科目名 【英語】
Course Title
German Law
担当教員 【日本語】
Instructor
大西 楠・テア ○
担当教員 【英語】
Instructor
OONISHI Nami Tea ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春集中 その他 その他
Intensive(Spring) Other Other
対象学年
Year
3年
3
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
グローバル化社会に対応するための法律学的知識を修得し、大局的見地に立ってものごとを総合的に判断する能力を養うため、ドイツ法学の歴史と現代ドイツ法についての理解を深めます。
 
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students acquire understanding of German Law and History of Jurisprudence in Germany, which will provide them the necessary legal knowledge in a globalized society and cultivate the ability to judge a matter in a comprehensive way.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この授業では、授業終了時に、受講者が以下の知識・能力を身に着けていることを目標とする。 1.ドイツ法学の歴史的展開を理解し、説明できるようになる。
2.ドイツ法学の歴史を踏まえて、現代ドイツ法の特色を理解し、説明できるようになる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
At the end of the course, students will have the following knowledge and abilities:
1. understand and be able to explain the historical development of German jurisprudence
2. understand and be able to explain the characteristics of contemporary German law
授業の内容や構成
Course Content / Plan
イントロダクション
1ドイツ法学の特徴

ドイツ法学の歴史
2 ローマ法の継受とドイツ法における法源
3 近代市民法学の成立
4 近代公法学の成立
5 帝政後期の法学
6 ワイマール期の国法学とナチスの台頭
7 敗戦と戦後自然法論

ドイツ連邦共和国の基本秩序
8 基本法の秩序(統治機構・人権)
9 連邦憲法裁判所の成立と発展
10 東西ドイツの分裂と統一
11 ヨーロッパ統合とドイツの憲法秩序

現代ドイツ法の個別トピック
12 社会・労働法制
13 移民法制
14 家族法制

授業のまとめと振り返り
15 筆記試験と試験の解説
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件:特になし
関連する科目:西洋法制史、憲法
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
成績評価の方法:筆記試験(70%)とレポート課題(30%)によって評価します。
評価の基準:筆記試験では、ドイツ法学に登場する基本的な概念や用語を正しく理解していることを合格の基準とします。レポート課題では、授業を通して得られた知識をもとに、課題に対して的確かつ論理的に応答する思考力を評価します。
教科書・テキスト
Textbook
教科書は使用しないで、各授業回について自作のプリントを配布します。
参考書
Reference Book
初宿・高田『ドイツ憲法集』第8版、信山社(2020)
その他、授業の進行や受講者の関心に沿った形で適宜、参考書・参考文献を指示します。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業で配布するプリントは情報量多めに作ってあり、これを使って予習復習をしてもらいます。予習としては、次回授業で使うプリントに目を通し、わからない点を確認しておくこと、復習としては、プリントを読み直して授業全体の流れの中に位置付けるということをしてもらいます。
注意事項
Notice for Students
授業の進行の中でランダムに学生をあてて、授業内容の理解度を試す質問に答えてもらうことがあります。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)