学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法学部
時間割コード
Registration Code
0300680
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
政治過程論
科目名 【英語】
Course Title
Governmental Process
担当教員 【日本語】
Instructor
武田 宏子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
TAKEDA Hiroko ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 月曜日 2時限
Fall Mon 2
対象学年
Year
3年
3
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
日本における政治学研究の下位領域のひとつである政治過程論の主要課題は政治現象を学術的に妥当な理論や方法を用いて動態的かつ実証的に分析することです。本講義の目的は、そうした政治過程論のアプローチを用いて、現代政治を考察し、理解することにあります。

具体的には、本講義では政治過程論で議論されてきた主なトピック(議会、執政府、選挙、政党、マスメデイア、政治不信)に関して、まず、概念、理論、方法論を紹介し、その上で実際の現代政治の現象を事例として検討していくという構成を取ります。これにより、理論的および方法論的に高度な知識を習得することのみならず、それらを実際に活用して、政治過程を批判的に分析し、現代政治についてのよりよい理解を構築することを目指します。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The studies of political processes is a sub-field of the political studies in Japan that aims at offering empirical analyses of political dynamics by exploiting relevant scholarly theories and methodologies. The overall objective of this lecture course is to build an up-to-date understanding of contemporary politics, informed by the studies of political processes.

The lecture course is thematically structured, by focusing on major topics discussed in extant studies, i.e., parliaments, the executive, elections, political parties, the mass media and political disengagement/distrust. The students are first introduced to core analytical tools (concepts, theories, and methodologies) to deal with these topics. Then, they have the opportunity to discuss actual political dynamics today by referring to the introduced analytical tools. In this way, this lecture course provides the students with the channel through which they can not only access and acquire advanced knowledge of political theories and methodologies but also critically examine and understand the current political dynamics.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
1. 政治過程論の主要な概念、理論、分析方法を修得し、その効用と限界について理解する。
2. 政治過程論の主要な概念、理論、分析方法を用いて、現代政治を分析し、その理解の向上を目指す。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1. イントロダクション なぜ政治過程論なのか?
2. イントロダクション 制度、アクター、アイディア
3. 政治過程のダイナミクス① 議会
4. 政治過程のダイナミクス① 現代政治における議会
5. 政治過程のダイナミクス② 執政府
6. 政治過程のダイナミクス② 現代政治における執政府
7. 政治過程のダイナミクス③ 選挙
8. 政治過程のダイナミクス③ 現代政治における選挙
9. 政治過程のダイナミクス④ 政党
10. 政治過程のダイナミクス④ 現代政治における政党
11. 政治過程のダイナミクス⑤ マスメディア
12. 政治過程のダイナミクス⑤ 現代政治におけるマスメディア
13. 政治過程のダイナミクス⑥ 政治不信
14. 政治過程のダイナミクス⑥ 現代政治における政治不信
15. まとめ 現代民主政治の困難と制度、アクター、アイディア
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修要件は要さない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
1. レポート(30%)
2. 定期試験 (70%)
成績評価の基準については学生便覧を参照のこと。各評価方法は100満点で採点され、示された割合にしたがって総合評点を構成する。
教科書・テキスト
Textbook
この授業では特定の教科書は使用しない。初回授業時に主要文献リストを紹介し、また参考文献を適宜授業で指示する。
参考書
Reference Book
初回授業時に主要文献リストを紹介し、また参考文献を適宜授業で指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
TACTから授業で使用するスライドを事前に入手し、関連文献に目を通すこと。
注意事項
Notice for Students
初回までにTACTの講義ページにアクセスできるかチェックして、アクセスできない場合は担当教員に連絡してください。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業はTACTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、TACT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、TACT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via TACT. Questions to instructors should be asked using the TACT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the TACT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions.