学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法学部
時間割コード
Registration Code
0301860
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
特殊講義(信託法の理論と実務)
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Lecture (Theory and Practice of Trust Law)(E)
担当教員 【日本語】
Instructor
金子 敬明 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KANEKO Yoshiaki ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 水曜日 3時限
Fall Wed 3
対象学年
Year
2年
2
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業は、理論と実務の両面において、日本信託法についての受講生の理解を深めることを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course aims to have students understand the basics of Japanese trust law in both theory and practice.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この授業では、受講生が授業終了時に、以下の知識・能力を身につけていることを目標とする。

1. 信託の特徴を説明できる。
2. 信託で登場する委託者・受託者・受益者のそれぞれの役割を説明できる。
3. 具体的な信託商品のしくみを理解する。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
At the end of the course, participants are expected to -

(1) explain basics of trusts.
(2) understand rights and duties of each player (settlor, trustee and beneficiary).
(3) understand key features of financial products offered by major trust banks in Japan.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1. ガイダンス 信託銀行について
2. 理論編1 信託の基礎(信託の概念、信託の歴史、信託の現況)
3. 理論編2 信託の過程(信託の設定から信託の終了まで)
4.理論編3 信託財産
5.理論編4 受託者と信託財産
6.理論編5 受託者の義務
7. 理論編6 受益者と受益権
8. 実務編1 企業年金
9. 実務編2  証券化と信託
10. 実務編3 資産承継と信託
11. 実務編4 不動産ビジネスと信託
12. 実務編5 コーポレートガバナンスと信託
13. 実務編6 社会貢献のための信託
14. 実務編7 財産の運用・管理のための信託
15. まとめと評価
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は特にありませんが、民法(財産法)および商法の諸科目を履修済みまたは履修中であることを希望します。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
期末試験によって評価します。100点満点で60点を合格点とします。信託に関する基本的な概念や用語を正しく理解しているかどうかが評価の基準となります。
教科書・テキスト
Textbook
教科書は指定しません。授業担当者が作成するスライドなどを資料として配布します。
参考書
Reference Book
トラスト未来フォーラム編『信託の理論と実務入門』(日本加除出版、2017年)
天野佳洋・久保淳一・片岡雅『基礎からわかる 信託のしくみと信託ビジネス』(経済法令研究会、2019年)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業後によく復習すること。
注意事項
Notice for Students
授業に関する連絡はTACTを通じて行います。履修登録が遅れた等の理由でこの科目のTACTに登録されていない場合には、担当教員(金子)が手動で追加しますので、題名を「TACT追加」とし、本文に氏名と学生証番号を明記して、担当教員にメールを送ってください。(メールアドレスは便覧を参照)
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業はTACTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、TACT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、TACT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via TACT. Questions to instructors should be asked using the TACT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the TACT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions.