学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法学部
時間割コード
Registration Code
0303574
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
演習ⅡA
科目名 【英語】
Course Title
Seminar IIA
担当教員 【日本語】
Instructor
金井 利之 ○ 荒見 玲子
担当教員 【英語】
Instructor
KANAI Toshiyuki ○ ARAMI Reiko
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 木曜日 5時限
春 木曜日 6時限
Spring Thu 5
Spring Thu 6
対象学年
Year
3年
3
授業形態
Course style
演習
Seminar


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本演習の目的は、第一に、行政・自治体活動を中心に、政治や行政、政策にかかわる教養または基本知識を身につけること、第二に、データ(質的・量的にかかわらず)に基づいた議論を展開できる(展開されたときに狼狽しない・誘導されない)リテラシーを身につけること、第三に、政治・行政の現実を知ること、様々な人とふれあい、質問力の向上を目指しながら、現場への感度を高めることである。担当教員の問題関心から、大まかなテーマは設定しているが、特に自主研究等で扱うテーマは行政(国・自治体)が行うものであれば政策分野は問わない。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The objectives of this undergraduate seminar are: (1) to acquire basic knowledge about politics, administration, and policy, focusing on administrative and local government activities; (2) to acquire literacy that enables discussion based on data (regardless of quality or quantity); (3) to gain a better understanding of the realities of politics and administration; and (4) to become more familiar with the field while seeking to interact with various people and improve the ability to ask questions.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
行政や自治体の実態について、実社会に存在する様々な情報源をもとに把握・理解・分析・批判できるような能力を身につけることが到達目標である。行政や自治体についての最先端の情報を得ることではない。そのようなその場限りの知識は、演習や講義が終わり、単位を取得し、卒業するなかで忘却されるであろう。また、妙に行政や自治体の内実を知って、為政者目線を内面化することや、公共精神に溢れた「意識高い」系のオタク化することを目指す必要もない。今後、平凡な人間として、仕事・生活するうえで、そのときどきの必要に応じて、行政や自治体の実態を素早く把握して、対策を執れるようにできるための基礎知力を身につけることが目指される。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
前期は、課題図書(非学術的なもの)を毎週1から2冊輪読する予定である。課題図書は追って指示する。報告者を決め、報告者による要約発表のあと、全員で討論する。初回は概要説明を報告分担を決定する。参加学生全員で一定量の課題図書全部を分担する「割り算」の関係から、分担の分量や形態(単独発表かグループ発表かなど)は、参加人数の多寡によって変わる。事前の参加申込または第1回の参加人数を見て決定する。第2回以降は、初回に決定した課題図書について、輪読を行っていく。具体的な日程などは、初回に説明する。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
特になし
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
成績評価は平常点方式である。具体的な、①毎回の授業への出席、②担当回での報告・発表、③毎回での質疑応答・意見交換への参加、などによって評価する。ゼミであるから、無断欠席は認めないので、必ず事前に連絡して欲しい。なお、報告担当回での欠席は厳禁である。事前にわかった場合には、速やかに他の学生と担当回を交換るようにして欲しい。また、前日・当日などの直前に欠席せざるを得ない事態が発生した場合には、少なくとも報告・発表用の資料をメールで事前提出してください。
教科書・テキスト
Textbook
毎回の担当テキストについては、初回または事前に掲示する。
参考書
Reference Book
金井利之『行政学概説』放送大学教育振興会、2020年
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回のテキストについて、入手して、事前に読んでくることを期待する。そのためには、テキストの早期入手が肝要である。また、報告・発表担当回においては、要約のレジュメを作成するための事前学習に時間を要する。要約のレジュメは、A4版10枚程度が目安である。これは、テキストを事前に読んでいない学生が、万が一いたとしても、議論が成り立つようにするためである。
注意事項
Notice for Students
特にない
授業開講形態等
Lecture format, etc.
テキスト輪読形式
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
原則として教室対面で行う。但し、不測の事態がありうるので、初回にズームURLを提示しておく。当日など直前にオンライン方式に切り替えることもあるので、掲示や連絡に注意していて欲しい。