授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本授業では,古典派政治経済学の価格理論と分配理論を概説する。すなわち,諸商品の価格がどのように決まり,所得が労働者と使用者との間でどのように分配されるかという経済学上の根本問題について,リカードやマルクスから新リカード派に至る政治経済学の視点に基づき,その答えに辿りつく基礎的な分析力を育成することを目標としている。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | In this lecture, I explain the theories of value/price and distribution from the viewpoint of classical political economy including D. Ricardo, K. Marx, and neo-Ricardian school. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | この授業を通じて,19世紀から現代に至る経済学者が資本主義経済をどう捉えてきたかという学説史的知識を獲得できるとともに,複合的・多様な視点から現代経済を理解する能力を身に付けることができる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1. ガイダンス 2. 経済学の基礎用語 3. 政治経済学における人間観と社会観Ⅰ 4. 政治経済学における人間観と社会観Ⅱ 5. スミスとリカードの価値論 6. マルクスの分配論Ⅰ 7. マルクスの分配論Ⅱ 8. マルクスの分配論Ⅲ 9. 小括 10. 新リカード派の価格理論Ⅰ 11. 新リカード派の価格理論Ⅱ 12. 新リカード派の価格理論Ⅲ 13. ケンブリッジ資本論争 14. 企業と労使関係 15. まとめと評価 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 期末試験(100%)で評価する。C-評定以上を合格要件とする。 古典派政治経済学の価格・分配理論について,授業中に得た知識や概念を用いて論述できることを合格の基準とする。 履修取り下げ制度を採用しない。 |
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教科書・参考書 Textbook/Reference Book | | 毎回の授業前にTACTを通じてレジュメを配布する。より発展的な学習を行う際の参考書として,以下のものを推薦する。 藤田真哉・北川亘太・宇仁宏幸(2023)『現代制度経済学講義』ナカニシヤ出版(ISBN:978-4-7795-1708-2)。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
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注意事項 Notice for Students | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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質問への対応方法 Office hour | | 毎回の授業後に対面で対応する,もしくは,TACTのメッセージ機能を使用する。 |
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