学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
経済学部
時間割コード
Registration Code
0401270
科目区分
Course Category
経済学科専門科目
科目名 【日本語】
Course Title
財政特論
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Course of Public Finance
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
柳原 光芳 ○
担当教員 【英語】
Instructor
YANAGIHARA Mitsuyoshi ○
担当教員所属【日本語】
instructor's belongs
大学院経済学研究科
担当教員所属【英語】
instructor's belongs
Graduate School of Economics
単位数
Credits
2
配当年次
dividend Yearly
3年
3
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 木曜日 5時限
Spring Thu 5
対象学年(非表示)
Year
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
日本においては,国あるいは地方公共団体が経営する公企業が,現在もなお多く存在する一方,その事業の一部を民間委託したり,あるいは民営化をしたりするなど,事業形態を変えているものも少なからず存在する。そもそも公企業が社会において果たしている役割とは何なのか,また,公企業が民営化を行うことはどのような影響があるのかなどについて,経済学的観点から考えられるようになることがこの授業の目的である。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In Japan, though there are still many public firms run by national or local governments, some entrust the services to private firms or privatize. The purposes of this class are to consider the role of the public firm in the economy and to investigate the effects of privatization on the economy. Students are expected to have the skills to consider the above points from the viewpoint of economics. .
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
人口減少社会の日本において,公企業のあり方とその存在意義を考えることは非常に重要である。それを経済学の視点から客観的に考えることがこの授業ではのぞまれる。そのような能力をつけることと並行し,関連するミクロ経済学の知識を習得し,それを応用できるようになることが授業の目標である。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1.経済学の基本的な考え方
2.供給関数と需要関数: 私企業の利潤最大化行動と家計の効用最大化行動
3.市場均衡と余剰
4.独占(1):独占(私)企業の利潤最大化行動
5.独占(2):独占のもとでの余剰
6.複占(1):2つの私企業による利潤最大化行動
7.複占(2):複占のもとでの均衡および均衡に至る過程,余剰
8.自然独占と価格形成原理
9.公企業:公企業による経済活動
10.混合寡占(1):公企業と私企業の混在
11.混合寡占(2):混合寡占のもとでの均衡および均衡に至る過程
12.混合寡占(3):混合寡占のもとでの余剰
13.民営化
14.部分民営化
15.まとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
学部のミクロ経済学・産業組織を受講していることが望ましいが,未履修でも受講可能。。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
講義内で課されるレポート(50%)と試験(50%)で総合的に評価し,CまたはC-評定以上を合格要件とする。
教科書・参考書
Textbook/Reference Book
参考書:Mitsuyoshi Yanagihara and Minoru Kunizaki Editors, The Theory of Mixed Oligopoly: Privatization, Transboundary Activities, and Their Applications, Springer, 2017.
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
適宜授業の後に提示される,授業内容に関する練習問題に取り組むこと。
注意事項
Notice for Students
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業科目(原則として対面のみ)
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
質問への対応方法
Office hour
授業内に質問を受け,基本的にその場で回答し,受講生の方々に共有してもらう。