授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本授業では,制度経済学の基礎および応用理論を概説する。すなわち,制度経済学の考え方や分析方法を学習することを通じて,現代の先進諸国が直面している諸課題(グローバル化,金融化,格差問題等)を分析する応用能力を育むことを目標としている。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course enhances the applicable ability in studying economic problems and its solutions in the advanced countries from the viewpoint of a modern institutional economics. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | この授業を通じて,制度経済学の分析方法を用いて,先進諸国が抱える諸問題(下記「授業の内容や構成」を参照)を分析する応用能力を身に付けることができる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1. ガイダンス
2. 制度経済学とは何か
3. 費用・利潤・価格設定に関する企業理論
4. 労働分配率の理論
5. 債務システムとしての貨幣と財政・金融制度
6. 小括
7. 格差社会①
8. 格差社会②
9. 国際的な企業行動の変化①
10. 国際的な企業行動の変化②
11. 国際収支の変化①
12. 国際収支の変化②
13. 金融化と金融危機①
14. 金融化と金融危機②
15. 経済調整の多様性と制度的比較優位 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 本授業の履修者は初回のガイダンスに必ず出席しなければならない。
また,政治経済学Ⅰ,Ⅱ,現代資本主義を履修済みであることが望ましいが,未履修でも受講は可能である。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 輪読を主体とする演習(50%),及び,テスト(50%)で評価する。すべて併せてCまたはC- 評定以上を合格要件とする。
与えられた課題について基本的な概念や用語を用いて授業中に質問やコメントができ,かつ,理解度を確認するためのテストに的確に答えられることを合格の基準とする。なお履修取り下げ制度を適用しない。 |
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教科書・参考書 Textbook/Reference Book | | 教科書として以下を使用する。
藤田真哉・北川亘太・宇仁宏幸(2023)『現代制度経済学講義』ナカニシヤ出版(ISBN:978-4-7795-1708-2)。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | この授業はいわゆる反転授業形式で行います。受講生は,毎回の授業前に教科書の各章を読み,質問やコメント等を毎回の授業前に提出する必要があります。授業時間は主として解説,及び,質問やコメントに対するリプライに割り当てます。詳細については,初回のガイダンスで説明します。 |
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注意事項 Notice for Students | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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質問への対応方法 Office hour | | 毎回の授業後に対面で対応する,もしくは,TACTのメッセージ機能を使用する。 |
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