授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本講義の主たる目的は,次の2つである。 ① 財務諸表の分析によるデータに基づき、企業のファンダメンタル(収益性、効率性、安全性、成長性)を評価する手法を修得する。 ② 経営戦略と財務戦略分析を関連付けることによって、会計情報の背後にある企業活動および経営戦略に関する分析能力を養成する。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The purpose of the course is to develop the abilitiy of analyzing financial statements from the perspectives of profitability, efficiency, solvency and growth potential, and evaluating the effectiveness of a corporation's strategy. By incorporating business strategy into financial statement analysis, the course aims to enhance analytical skills of a firm's competitive position and sustainability within the industry. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 講義履修後,受講生は以下の能力を身に付けることができる。 ① 財務諸表情報から会計指標を算出し,解析することができる。 ② 会計指標の推移分析および分解分析をすることができる。 ③ 経営戦略と財務諸表分析を有機的に関連付けることによって、企業の経営戦略および競争力を評価することができる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1 イントロダクション:ガイダンスおよびグルーピング 2 経営戦略分析のためのフレームワーク 3 業界構造分析および事業構造分析 4 財務諸表の役割と仕組みおよび入手方法 5 貸借対照表および損益計算書の見方 6 キャッシュ・フロー計算書の見方 7 会計方針の注記 8 分析視点と方法 9 収益性の分析① 10 収益性の分析② 11 効率性の分析 12 安全性の分析 13 不確実性のよるリスクの分析 14 成長性の分析 15 まとめと質疑応答 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 会計Ⅰまたは会計Ⅱを履修済みであること。履修済みでない学生はメールにて個別に相談すること。 jay.kang@soec.nagoya-u.ac.jp |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ・ 期末定期試験 60% ・ グループワーク及び期末課題の提出 40%。 ・ 60点以上,かつ,10回以上の出席をもって合格とする。 ・ 1回欠席ごとに2点ずつ減点する。 ・ 履修取り下げ制度は採用しない。 ・ グループワーク不参加者および期末定期試験未受験者は,「欠席」とする |
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教科書・参考書 Textbook/Reference Book | | 【教科書】 桜井久勝 [2020] 『財務諸表分析〔第8版〕』中央経済社。 【参考書】 伊藤邦雄 [2021] 『企業価値経営』日本経済新聞出版。 大津広一 [2009] 『戦略思考で読み解く 経営分析入門』ダイヤモンド社。 教科書は必携である。期末定期試験時に持込可能。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 教科書および参考書の指定箇所から各講義の内容の復習。グループ課題の担当部分の提出。 より深度ある学習を希望する学生は,参考書を用いること。 |
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注意事項 Notice for Students | | ・ 欠席回数に上限あり。 ・ 教科書,パソコンおよび電卓(計算機能のみ)必携。 ・ 授業は,講義および演習(グループワーク)で構成される。 ・ グループワークの評価の詳細は第1回の講義にて説明する。必ず出席すること。 ・This course will be taught in Japanese. |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 基本的には,対面方式を採用する。 オンラインでの受講を希望する学生は事前に連絡すること。 jay.kang@soec.nagoya-u.ac.jp |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | Q&Aセッションの実施: 毎回の授業終了後の30分間。ZOOM。 |
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質問への対応方法 Office hour | | TACTのメッセージおよびメールで対応。 jay.kang@soec.nagoya-u.ac.jp 質問の内容によっては、答えをTACTへ掲示することもある。 |
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