学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
経済学部
時間割コード
Registration Code
0401120
科目区分
Course Category
経済学科専門科目・経営学科関連専門科目
科目名 【日本語】
Course Title
公共経済
科目名 【英語】
Course Title
Public Economics
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
西森 晃 ○
担当教員 【英語】
Instructor
NISHIMORI Akira ○
担当教員所属【日本語】
instructor's belongs
南山大学経済学部
担当教員所属【英語】
instructor's belongs
単位数
Credits
2
配当年次
dividend Yearly
3年
3
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 月曜日 4時限
Fall Mon 4
対象学年(非表示)
Year
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
公共経済学は政府の役割を経済学的に分析するための学問である。
市場は優れた資源配分機構であるが,しかし市場も万能ではない。市場に任せても社会的に望ましい取引が実現するとは限らず,その場合には政府(または公共部門)の介入が必要になる。
本講義では,どのようなときにどのような役割を政府が果たすべきなのかを考えることで,経済分析の手法を身につけ,現実の経済の理解を深めることを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Pubic economics is one of the applied economics and the study of the public sector. The aim of this course is to help students acquire an understanding of the fundamental principles of public economics.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
(1) 次の3つについて,経済学のツールを用いて説明できるようになる。
・市場は基本的に効率的な資源配分を実現すること。
・市場に任せても解決しない問題が存在すること。
・経済の中で政府が一定の役割を果たさなければならないこと。
(2) 現実の経済に存在する様々な問題を分析し,その問題の解決策を提案できるようになる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1. 公共経済学とは
2. 市場のメカニズム
3. 市場の効率性と市場の失敗
4. 公共財
5. サミュエルソン・ルール
6. リンダールメカニズム
7. クラーク税
8. 外部不経済
9. ピグー税
10. 外部経済
11. コースの定理
12. 独占の弊害
13. 自然独占
14. 規制価格
15. まとめと質疑応答
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
ミクロ経済学I・IIを履修していることが望ましい(未履修でも受講可能)
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
期末試験100%で評価する。
市場の効率性と政府の役割について,正しく用語を理解していること,経済学のツールを用いて適切な分析ができること,論理的な記述ができることの3点を合格の基準とする。
履修取り下げ制度を採用するので,学期途中で履修の意思がなくなった場合にはTACT講義サイトを通じて申し出をすること。
教科書・参考書
Textbook/Reference Book
小川光・西森晃(2022) 『公共経済学(第2版)』 中央経済社
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
・事前に教科書の該当箇所を読み予習をしておくこと。
・練習問題を配付するので,それを用いて授業後に復習をしておくこと。
注意事項
Notice for Students
私語厳禁とする。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業科目(原則として対面のみ)
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
質問への対応方法
Office hour
授業の前後に教室で受け付ける。
必要に応じてメールでの質問も受け付ける。