授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | この講義では、ケインズとカレツキの経済学の拡張・発展をはかるポスト・ケインズ派の視角にもとづき、現代資本主義の構造と動態について考察する。20世紀以降、資本主義はどのような変貌を遂げ、経済学はそれにどう対応してきたのかの検討を通じて、現代資本主義の特質についての理解を深めることを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this course is to help students acquire an understanding of the structure and dynamics of contemporary capitalism from the perspective of Post Keynesian economics. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ポスト・ケインズ派の視角にもとづき、現代資本主義の構造と動態を自主的に探究するための能力を身につける。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1. 現代資本主義をどう見るか 2. ケインズの経済学(1)――ケインズ革命の背景 3. ケインズの経済学(2)――『一般理論』 4. ケインズの経済学(3)――『一般理論』 5. ケインズの経済学(4)――ケインズの社会哲学と経済政策 6. カレツキの経済学(1)――「有効需要の理論」の独立の発見 7. カレツキの経済学(2)――価格と分配の独占度理論 8. カレツキの経済学(3)――利潤と国民所得の決定 9. カレツキの経済学(4)――投資と景気循環 10. カレツキの経済学(5)――完全雇用の政治経済学 11. ポスト・ケインズ派の経済学(1)――理論と方法の特徴 12. ポスト・ケインズ派の経済学(2)――経済成長と所得分配 13. ポスト・ケインズ派の経済学(3)――貨幣的生産経済の論理 14. ポスト・ケインズ派の経済学(4)――金融不安定性仮説 15. まとめと評価 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 期末試験(100点満点)、および任意提出のレポート課題(25点満点)により評価する。合計で60点以上を合格要件とする。履修取り下げ制度を採用しないので、期末試験を受験しない者は「欠席」となる。ポスト・ケインズ派経済学の基本的な用語や概念を正しく理解したうえで、現代資本主義の構造と動態について適切に説明できることを合格の基準とする。 |
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教科書・参考書 Textbook/Reference Book | | 鍋島直樹『現代の政治経済学――マルクスとケインズの総合』(ナカニシヤ出版、2020年)を参考書として使用する。参考文献については講義中に指示する。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 毎回の授業後に教科書やその他の参考文献を読み、知識や理解をさらに深めるよう努めること。 |
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注意事項 Notice for Students | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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質問への対応方法 Office hour | | |
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