学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
経済学部
時間割コード
Registration Code
0405018
科目区分
Course Category
経営学科関連専門科目
科目名 【日本語】
Course Title
職業指導
科目名 【英語】
Course Title
Career Guidance
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
髙田 一樹 ○
担当教員 【英語】
Instructor
TAKADA Kazuki ○
担当教員所属【日本語】
instructor's belongs
南山大学経営学部
担当教員所属【英語】
instructor's belongs
単位数
Credits
2
配当年次
dividend Yearly
2年
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 5時限
Spring Tue 5
対象学年(非表示)
Year
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
 この授業の目的は、国内キャリア教育の歴史、社会背景、行政の動向を踏まえつつ、キャリア発達に関する基礎理論を講義することにある。今日的なテーマに即した文献を紹介するとともに、視聴覚教材を用いてキャリア・カウンセリングの技法に触れる機会を設ける。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
 The purpose of this class is to lecture on basic theories of career development, taking into account the history, social background, and administrative trends of career education in Japan. Literature relevant to today's topics will be introduced, and students will have the opportunity to experience career counseling techniques using audiovisual materials.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
・キャリア発達に関する代表的理論の概要を理解できる。
・キャリアの多様性と多義性を踏まえつつ、自身のキャリア観を口頭や文書で表現できる。
・中学校・高等学校で「職業指導」を行うための基礎知識を習得できる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1 導入① 授業概要の説明とキャリア教育入門
2 導入② 職業教育をめぐる歴史、社会背景、政策(職業指導、進路指導、キャリア教育)
3 「自己概念を中心としたキャリア発達」(D.スーパー)
4 「環境との相互作用によるキャリア行動の発達」(J.ホランド)
5 「学習理論からのアプローチ」(J.クルンボルツ)
6 「組織内キャリア発達」(E.シャイン)
7 「人生上の転機とその対処」(N.シュロスバーグ)
8 「関係性アプローチ」(D.ホール)
9 キャリア・カウンセリング入門
10 「統合的キャリア発達」(S.ハンセン)
11 「キャリア構築理論」(M.サビカス)  
12 「ワーキング心理学」(D.L.ブルスティン)
13 中等教育の実践例
14 教材研究
15 まとめ

・受講者数と興味関心に応じ、講義内容の順序を柔軟に変更することがある。
・講義に加え、映像資料を視聴する機会を設ける。
・職業指導の授業で活用できる教材研究と意見交換の機会を適宜取り入れる。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件を課さない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
・履修取り下げにあたり、履修取り下げの申し出を必要としない。
・授業参加度(提出課題:60%)と期末レポート(40%)のうち、得点率60%以上の受講者に単位を認める。ただし期末レポートの提出を単位認定の前提とする。
・レポートに意図的なねつ造、改ざん、盗用(FFP)が含まれると講義担当者が判断した場合、基準点に達しているとしても単位を認定しないことがある。
教科書・参考書
Textbook/Reference Book
教科書を使用しない。講義内容に対応したレジュメ(PDF)や資料を配布する。

参考文献
・文部科学省(2019)『高等学校学習指導要領解説 商業編』実教出版
・日本キャリア教育学会 編(2020)『新版 キャリア教育概説』東洋館出版社
・仙崎武ほか 編(2008)『キャリア教育の系譜と展開』雇用問題研究会
・渡辺三枝子(2007)『新版 キャリアの心理学―キャリア支援への発達的アプローチ』ナカニシヤ出版
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
・2回に1度ほどの頻度で課題の提出を求める(1回につき90₋120分程度の執筆作業を要する)。提出までに2週間ほどの作成期間を設ける。
・聴講のみで単位を取得することは難しい。
注意事項
Notice for Students
・受講者は講義用レジュメをPDFで閲覧し、MS-Wordファイルで課題を作成し、オンラインで提出する。これらの作業に対応できる情報端末を各自で用意する。
・教職課程の未修者も受講を歓迎する。ただし本講義計画は、高等学校商業科の教職志望者を想定している。
・ESの作成法やSPI対策など、受講者の就職活動支援を目的とする科目ではないことに留意する。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業科目(一部遠隔:同時双方向あり)
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
質問への対応方法
Office hour
・授業後に口頭で質問を受け付ける。
・E-mailアドレス宛に文章での質問を受け付ける(初回授業でアドレスを案内する)