学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理学部
時間割コード
Registration Code
0653922
科目区分
Course Category
専門基礎科目
Basic Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
基礎生化学Ⅱb
科目名 【英語】
Course Title
Introduction to Biochemistry IIb
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
清水 貴史 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SHIMIZU Takashi ○
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春2期 水曜日 3時限
Spring2 Wed 3
授業形態
Course style
講義
Lecture
学科・専攻
Department / Program
生命理学科
必修・選択
Compulsory / Selected
選択必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
基礎生化学IIaで学んだタンパク化学の基本的な知識をベースとして、ヘモグロビンの酸素結合能を例とした、タンパク質の基質結合現象における協同現象を理解する。さらに、触媒分子としての酵素を理解して、化学反応速度論(基質分子との結合、作用、解離)の観点から酵素の性質について理解を深める。これによって、生命科学の化学的根幹をなす代謝システムを理解するための基礎を習得する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students acquire an understanding of the fundamental principles of biochemistry. This course deals with the basis of fundamental biochemistry, with fundamental protein function, enzymatic catalysis and enzyme kinetic.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
この授業では、受講者が授業終了時に、以下の知識、能力を身につけていることを目標とする。

1. 酸素結合タンパクを例にタンパク質が他の生体分子にどのように結合し、相互作用するかを説明できる。
2. 酵素は、どのように働くのかを理解し、説明できる。
3. 酵素の反応速度論を理解し、ミカエリス・メンテン式を説明できる。
4. 酵素活性の阻害と調節について理解し、説明できる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
The goal of this course is to have the following knowledge and abilities at the end of the class:
1.To be able to explain how proteins bind to and interact with other biomolecules, using oxygen-binding proteins as an example.
2.To be able to understand and explain how enzymes work.
3.Understand the reaction kinetics of enzymes and explain the Michaelis-Menten equation.
4.Understand and explain inhibition and regulation of enzyme activity.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
ヴォート基礎生化学(第5版)の以下の章の内容を解説する。

7章. タンパク質の機能:ミオグロビンとヘモグロビン p118~p132
11章.酵素触媒 p216~p241
12章.酵素の反応速度論 p242~p264

教科書の該当箇所を予習しておくこと。教科書の章末問題を授業中、もしくは宿題形式で行う。
履修条件
Course Prerequisites
This Course will be taguht in Japanese.


この科目は原則abセットで履修すること
関連する科目
Related Courses
基礎生化学I,IIa, III
基礎細胞生物学
基礎生物物理学
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業内容を正しく理解し、酵素の触媒機構や活性制御、速度論の基礎を理解することが合格の基準である。
授業中に行う小テスト、宿題(適宜 )、期末テストによって判断する。
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
「履修取り下げ届」が提出された場合は「欠席(2020年度以降入学生は『W』)」、それ
以外で一定の成績に満たない者は『F』とする。
参考書
Reference Book
授業内で逐次紹介する。
教科書・テキスト
Textbook
ヴォート基礎生化学 第5版
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
教科書の該当箇所を予習しておくこと。教科書の章末問題を宿題形式で行う。
注意事項
Notice for Students
特になし。
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
特になし。
レベル
Level
キーワード
Keyword
履修の際のアドバイス
Advice
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面・遠隔(同時双方向型orオンデマンド型)の併用。遠隔授業はNUCTで行う。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
教員への質問は、NUCT機能『メッセージ』やメールにより行うこと。