学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理学部
時間割コード
Registration Code
0615520
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
解析学要論Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Elements of Analysis II
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
加藤 淳 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KATO Jun ○
単位数
Credits
6
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 水曜日 1時限
春 水曜日 2時限
Spring Wed 1
Spring Wed 2
授業形態
Course style
講義
Lecture
学科・専攻
Department / Program
数理学科
必修・選択
Compulsory / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
リーマン積分を見直し, より汎用性の高い積分論であるルベーグ積分とその性質を理解する. さらに, 一般の測度空間とその上の積分の概念に触れる.
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose of this course is to understand the theory of the Lebesgue integral, which is a generalization of the Riemann integral.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
測度に基づいた積分の理論を理解するとともに, ルベーグの収束定理やフビニの定理などを必要に応じて使いこなせるようになることを目標とする.
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
The goal of this course is to understand the theory of the integral based on the measure.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1. ルベーグ測度
2. ルベーグ積分
3. ルベーグ積分の性質 (ルベーグの収束定理, リーマン積分との関係)
4. フビニの定理
5. 一般の測度と積分
(6. ラドン・ニコディムの定理)
履修条件
Course Prerequisites
現代数学基礎 AI, AII, CI, CII, CIII を履修していることが望ましい.3年生以上対象科目。

This course is taught in Japanese.
関連する科目
Related Courses
解析学要論 III (秋学期), 解析学続論 (4年春学期)
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
定期試験 (中間試験 40%, 期末試験 60%) の成績に, 演習の成績を加算した素点に基づいて評価を行う.
授業内容に挙げた各項目に関して, 基本的な問題に対しある程度の論証能力と計算能力を示すことが出来ることが, 合格の基準となるようにする.
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
期末試験を欠席した場合に「欠席 (W)」とする.
参考書
Reference Book
スタイン・シャカルチ『実解析』プリンストン解析学講義 III, 日本評論社 (2017).
柴田良弘『ルベーグ積分論』内田老鶴圃 (2006).
竹之内脩『ルベーグ積分』培風館 (1980).
教科書・テキスト
Textbook
指定しない.
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回の講義の際に演習問題を配布し, 演習の時間の課題とする.
注意事項
Notice for Students
-
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
担当者(加藤)の許可を得ること.
レベル
Level
1
キーワード
Keyword
測度, 可測集合, 可測関数, ルベーグ積分, ルベーグの収束定理, フビニの定理
履修の際のアドバイス
Advice
具体例を考えたり, 演習問題を解くことで, 理解が深まります.
授業開講形態等
Lecture format, etc.
可能な限り対面で行う。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
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