授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 分子生物学研究に関する代表的な英文原著論文を読むことにより、基礎的な英語力、読解力、分子生物学に関する知識を身につける。論文に記載された実験手法やデータを読み解くことで、生物学における実験計画の組み立て、データの解釈、論文の書き方などの基本的な理解を深め、科学的な論理展開を理解する力を養う。与えられた論文だけでなく、自分で関連する論文を検索し、研究の背景を理解することで、生物学に対する広い視野を養う。また、単に論文を読むだけでなく、論文の内容を要約して発表することで、プレゼンテーション能力を高める。同時に、積極的に質問をすることで、批判的に内容を理解する訓練も行う。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | Students will acquire basic English language skills, reading comprehension, and knowledge of molecular biology by reading representative original papers in English on molecular biology research. By reading and understanding the experimental techniques and data described in the papers, students will deepen their basic understanding of the construction of experimental plans, interpretation of data, and writing of papers in biology, as well as develop their ability to understand scientific logic. Students will develop a broad perspective of biology by searching not only for given papers but also for related papers on their own and understanding the background of the research. In addition, students will not only read papers, but also summarize and present the contents of the papers to enhance their presentation skills. At the same time, students will be trained to understand the contents critically by actively asking questions. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN)) | | 英文の一般的な研究ジャーナルの論文を読み、理解でき、それを他人にも伝えることができるようになることが目標である。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | The goal of this course is for the students to be able to read, understand, and explain English general research papers. |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | (日比)
1.事前に教員によって選定された論文を学生に連絡する。論文紹介の担当者と、発表の順番を決定する。学生自身が教員と相談の上、論文を選択することも認められる。
2.担当論文を読解するとともに、その論文の仕事が行われた背景・実験手技・データの説明のための、発表スライド(PowerPoint等を用いて)を作成する。論文の内容で理解できない部分がある場合、担当教員と連絡を取り、発表スライドを完成する。
3.スライドを使って論文の内容を発表する。教員を含む参加者全員が質疑応答を行う。力のある学生は、英語での発表・質疑応答を行うことも推奨される。
4.論文の内容に加えて関連した研究にも触れ、総合討論を行い、発表した仕事の重要性と当該研究分野の現状と発展性を理解する。
(大澤)
初めに、英文教科書の適当な箇所を輪読することで、科学英語を読む基礎学力を向上させる。次に、研究の内容理解をするための練習として、原著論文を読み紹介してもらう。テキストは、最初の授業の時にコピーを渡す。 |
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履修条件 Course Prerequisites | | |
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関連する科目 Related Courses | | (日比)基礎発生学Ia、生命化学Ia
(大澤)特になし。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | (日比)担当論文に関する発表および質疑応答の内容をもとに評価する。論文が読解でき、論理的な議論ができていることが合格基準である。
(大澤)演習中の発表と小テストで評価する。 |
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不可(F)と欠席(W)の基準 Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades | | 成績評価が基準に達しない場合はすべてFとする。また、特別な事情がなく3回以上欠席した場合もFとする。 |
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参考書 Reference Book | | (日比)
Gilbert, Developmental Biology, 12th Edition.
Wolpert et al., Principle of Development, 6th Edition.
Sane et al., Development of the Nervous System, 4th Edition.
Liqun Luo スタンフォード神経生物学 Principle of Neurobiology.
(大澤)
特に指定しないが、講義において参考になる文献を紹介する |
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教科書・テキスト Textbook | | (日比)読む論文に関する情報は、TACTおよび授業で説明する。
(大澤)特に指定しないが、必要に応じて講義中に資料を配布する。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | (日比)発表者は、担当論文および関連する論文を読解し、説明のための発表スライドを用意する。それ以外の学生も、論文を読んで予習する。
(大澤)授業後に復習を行い、理解を深める。 |
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注意事項 Notice for Students | | |
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他学科聴講の可否 Propriety of Other department student's attendance | | |
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他学科聴講の条件 Conditions for Other department student's attendance | | |
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レベル Level | | |
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キーワード Keyword | | |
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履修の際のアドバイス Advice | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | (日比)授業は原則対面で行う。状況に応じて、対面・遠隔(オンデマンド・同時双方向の併用)の併用で行う場合もある。※授業形態等に関しては、TACTの授業サイトで案内する。
(大澤)対面・遠隔(オンデマンド・同時双方向の併用)の併用。履修登録後に授業開講形態等に変更がある場合には、TACTの授業サイトで案内する。 |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | ・教員への質問はTACT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、TACT機能「メッセージ」により行うこと。 |
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