学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理学部
時間割コード
Registration Code
0662210
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
地質学特論
科目名 【英語】
Course Title
Geology
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
竹内 誠 ○ 高橋 聡 道林 克禎 林 誠司 纐纈 佑衣
担当教員 【英語】
Instructor
TAKEUCHI Makoto ○ TAKAHASHI Satoshi MICHIBAYASHI Katsuyoshi HAYASHI Seiji KOUKETSU Yui
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 火曜日 2時限
Fall Tue 2
授業形態
Course style
講義
Lecture
学科・専攻
Department / Program
地球惑星科学科
必修・選択
Compulsory / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
複雑な日本列島の地質が,どのように区分され,各地帯がどのような地質からなるか日本の地質の基礎を学ぶ.各地質帯の情報からどのような地質現象が明らかになるのかを考える力をつける.最終的に日本列島の地質がプレート運動とどのように関係して形成されたかを理解する.
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students acquire the basic knowledge of geology of Japan and understand geologic phenomena in a subduction zone.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
授業終了時に以下のことができるようになることを目標とする.
(1)日本列島の地体構造区分を理解する.
(2)各地質帯の特徴を把握する.
(3)沈み込み帯の地質現象を理解する.
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
At the end of the class, students are expected to be able to do the following
(1) To understand the geological structure of the Japanese Islands.
(2) To understand the characteristics of each geological zone.
(3) To understand the geological phenomena of subduction zones
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1.日本列島を中心とする東アジアの地質と日本列島の地体構造区分を概観(竹内)
2.付加体の地質(地向斜からジュラ紀付加体へ)
3.付加体の地質(ペルム紀付加体,白亜紀付加体と火成作用)
4.大陸縁辺部の地質(南部北上帯・舞鶴帯・飛騨外縁帯・黒瀬川帯など)
5.砕屑物からみた白亜紀の地殻変動
6.まとめと評価
7.日本の火山岩~特に島弧形成の火成岩岩石学 (道林)
8.日本の深成岩~特にオフィオライトについて
9.日本の変成帯1(飛騨帯・領家帯・日高などHigh T/P変成作用)(纐纈)
10.日本の変成帯2(三波川帯・神居古潭帯などHigh P/T変成作用)
11.日本海拡大期の日本列島(林)
12.伊豆・小笠原弧の衝突
13.沖縄トラフの形成と琉球列島の成立/古琵琶湖層群および東海層群
14.古生代-中生代の境界期の地球環境変化と生態系(高橋)
15.まとめと評価2

授業の順番は変更になることがある.
各授業最後に,次週の予習課題を提示する.また,授業内容の理解を深めるために復習を兼ねたレポートをかす.
履修条件
Course Prerequisites
地球惑星科学科の地質学,地球物理学,地球化学の基礎的な授業を履修していることが望ましい.
関連する科目
Related Courses
地質構造発達史には地質学のすべての分野の内容が関係するので,地質系の講義や実験は履修し,理解しておくことが望ましい.
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への取り組み状況及び数回のレポートの総点による.総点60点以上を合格とする.
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
1/2以上の欠席の場合,欠席扱いにする.各教員から出されるレポートの内容が合格レベルに達していない場合不可とする.
参考書
Reference Book
講義の中で,各担当教員より随時紹介する.
教科書・テキスト
Textbook
この授業では担当教員が作成するプリントなどを授業で資料として配布する.
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
各教員の講義終了後,レポート課題が出される.
注意事項
Notice for Students
時間外の質問は,可能な場合,随時居室にて受けます.
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
聴講は可能だが,授業は地質関連の授業を履修していることを前提に進める.
レベル
Level
キーワード
Keyword
履修の際のアドバイス
Advice
授業開講形態等
Lecture format, etc.
講義室での対面授業とし,複数の教員によるオムニバス方式とする.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
コロナの感染状況が悪化した場合,Zoomによる講義を行う.