授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 2年次おいて自然科学の基礎知識を一層広げるため、生態学について最新の研究成果を知りつつ、生態系の構造と機能、植物個体の繁殖戦略、植物と環境との相互作用を生態学的に理解することを目的とする。具体的には、生物の集団について、植物の多様性と分布、生態系とその保全に関連する、環境と植物の生活、植生、生態系のはたらき、物質循環、人間活動と生態系の保全に関する基礎を理解することを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | Students in this course aim to understand basic knowledge of ecology such as structure, function and nutrient cycles in ecosystem, reproductive strategy of individual plants, and interaction of plant and environment. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN)) | | 本講義では陸域生態系の中でも森林・植物における生態系の機能と役割について理解を深めることで、世界と日本における森林の環境問題、それらの解決の糸口を自ら考える能力を養うことを目指す。生物多様性や生物進化、生物間相互作用にも焦点を当て、環境を考える上で重要となる生態学的な知識と考え方を修得することを目指す。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | The goal will be get specific ecological knowledge, terms and the way for considering "ecosystem" which are essential for environmental issues. |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | ●植物における進化生態学:進化・トレードオフ(西田)
●植物の繁殖戦略(1):生活史の多様性(西田)
●植物の繁殖戦略(2):送粉・分散(西田)
●生物間相互作用(1):資源競争・繁殖干渉(西田)
●生物間相互作用(2):捕食・被食(西田)
●生物間相互作用(3):共生・寄生(西田)
●遺伝子から見た植物生態:分子生物学・発生進化学(西田)
●森林と環境 ―世界の森林と日本の森林- (平野)
●森林生態系と生態系サービス(平野)
●森林土壌と樹木根 落ち葉だけでなく落ち根(平野)
●酸性雨等大気汚染物質の森林への影響(平野)
●マツ枯れ ナラ枯れ(平野)
●臨床環境学から診た森林のシカ被害(平野)
●減災の機能を果たす森林とは(平野)
●まとめと評価
西田の講義は 博物館講義室にて初回から行う。平野の講義はE101にて行う。 |
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履修条件 Course Prerequisites | | |
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関連する科目 Related Courses | | 3年次に生態学Ⅱが開講されているのでそれとともに受講することが望ましい。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | (評価方法)講義内に15分程度の小レポート課題を計4回行う。、それらの点数(20点×4回=80点満点)と、授業への積極的な参加(20点満点)とを合わせて総合的に評価する。(評価の基準)総点60点以上を合格とする。 |
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不可(F)と欠席(W)の基準 Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades | | 4回の小レポートが2回以上未提出の場合には「欠席(2020年度以降入学生は『W』)」とする。 |
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参考書 Reference Book | | 日本生態学会編 生態学入門 東京化学同人 2012年
佐々木恵彦ほか編 森林科学 文永堂出版 2007年
渡邉誠一郎ほか編 臨床環境学 名古屋大学出版会
デイビス・クレブス・ウェスト(野間口眞太郎ほか訳) 行動生態学原著第4版 2015年
平野恭弘ほか編 森の根の生態学 共立出版 2020年 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 各講義で学んだ生態学の専門用語を授業後自分で調べ自分なりにまとめること。講義内容について受講後,ノート等で自分なりの整理をしておくこと。 |
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注意事項 Notice for Students | | 生物を受講していなくても理解できる授業ですので生態学に興味がある学生はぜひ受講してください。 |
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他学科聴講の可否 Propriety of Other department student's attendance | | |
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他学科聴講の条件 Conditions for Other department student's attendance | | |
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レベル Level | | |
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キーワード Keyword | | |
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履修の際のアドバイス Advice | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 基本的には対面形式で行うが、状況によりオンライン講義を行う場合もある。西田の講義は 博物館講義室にて初回から行う。平野の講義はE101にて行う。 |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | 状況により遠隔講義を行う場合にはNUCTで事前周知する。 |
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