学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理学部
時間割コード
Registration Code
0669720
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
地球環境化学
科目名 【英語】
Course Title
Environmental Earth Sciences
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
南 雅代 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MINAMI Masayo ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 金曜日 1時限
Spring Fri 1
授業形態
Course style
講義
Lecture
学科・専攻
Department / Program
地球惑星科学科
必修・選択
Compulsory / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
地球環境の悪化が進む中、地球の姿を化学的にとらえ、環境の諸問題を正しく理解することが求められています。本講義では、解説・質疑応答・演習を交えながら、環境化学に関する基礎的な知識・能力を身につけ、人間活動と自然環境の関わりを地球化学的に理解することを目指します。講義を通じて、地球環境問題に対して、化学的に深く考察し、論述できる力を身につけることを目的とします。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students acquire the fundamental knowledge and skill on environmental chemistry and understand the relationship between human activities and natural environment from the view point of geochemistry.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
講義終了時には、環境化学に関する基礎的な知識・能力が身につき、人間活動と自然環境の関わりを総合的に理解できることを目標とします。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
Students will acquire basic knowledge and abilities in environmental chemistry, and will be able to comprehensively understand the relationship between human activities and the natural environment.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1. 環境化学の基礎:
    地圏(土壌の構造と役割/粘土鉱物など)
    大気圏(大気圏の構造と役割/大気の化学組成/大気コロイドなど)
    水圏(雨水/陸水/海洋/安定同位体と物質の挙動など)
2. 授業前半部の理解を問う中間試験
3. 人間活動と環境:
   水質汚濁と水資源/土壤汚染/大気汚染/酸性雨
   オゾン層の破壊/地球の温緩化
4. 授業全体の理解を問う期末試験
履修条件
Course Prerequisites
化学の基礎知識を有していること。
また、この講義は日本語で行います。

The students are expected to have the fundamental knowledge of chemistry.
This course will be taught in Japanese.
関連する科目
Related Courses
同位体地球化学
有機地球化学
地球化学分析法I及び実験
地球化学分析法II及び実験
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
(評価の方法)自作問題レポート(30%)、期末試験の結果(70%)をもとに総合的に評価します。授業への積極的・能動的な参画、そして質問に答える発言を貢献とします。
(評価の基準)環境化学を理解する上で必要な化学の原理など、授業を通して学んだ内容について、基礎的な理解ができていることを合格の基準とします。総点60点以上のを合格とします。
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
不可は合格の基準に達しない場合、欠席は期末試験を受けなかった場合とします。
参考書
Reference Book
多賀光彦・那須淑子 地球の化学と環境(第2版)三共出版
教科書・テキスト
Textbook
必要があれば、授業中に指示します。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
各講義で学んだ内容を体系的に理解できるように復習すること。講義で学んだことに対する自作問題レポートを課します。出されたレポート課題は着実にこなすようにしてください。
注意事項
Notice for Students
遅刻をしないこと。
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
可能とします。
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
化学の基礎知識を有していること。地球科学、環境問題に興味があること。
レベル
Level
大学教養レベルの基礎的な内容です。
キーワード
Keyword
環境化学、地圏、大気圏、水圏、水質汚濁、土壤汚染、大気汚染、酸性雨、オゾン層の破壊、温緩化
履修の際のアドバイス
Advice
理解できないところがあれば、授業の途中でも遠慮せず、質問してください。授業に積極的に参加することを望みます。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施予定ですが、Zoomを使ったオンライン授業になる可能性もあります。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
・教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)