学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
工学部
時間割コード
Registration Code
0866470
科目区分【日本語】
Course Category
専門科目
科目区分【英語】
Course Category
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
量子ビーム分析科学
科目名 【英語】
Course Title
Quantum Beam for Analytical Science
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
長﨑 正雅 ○ 尾上 順 山田 智明 中谷 真人 池永 英司 柚原 淳司 富田 英生
担当教員 【英語】
Instructor
NAGASAKI Takanori ○ ONOE Jun YAMADA Tomoaki NAKAYA Masato IKENAGA Eiji YUHARA Junji TOMITA Hideki
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 2時限
Spring Mon 2
授業形態
Course style
講義
Lecture
学科・専攻【日本語】
Department / Program
エネルギー理工学科
学科・専攻【英語】
Department / Program
Department of Energy Science and Engineering
必修・選択【日本語】
Required / Selected
選択
必修・選択【英語】
Required / Selected
Elective


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
材料の分析は,端的に言えば材料中の原子の配列(周期構造と局所構造),原子の電子状態,原子の運動(振動や拡散)を実験的に明らかにすることに他ならない.これらの分析においては,X線(放射光)・電子線・中性子線・レーザー光などの量子ビームが大きな役割を果たしている.この講義では,量子ビームを用いる材料分析手法を実際に研究に適用している教員が,それらの原理と応用について体系的に講義する.卒業研究の遂行にも役立つことを意図している.
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Analysis of materials is, in a word, none other than to identify arrangement, electronic state and motion of constitutive atoms. Quantum beams such as x-ray (synchrotron radiation), electrons, neutrons and laser are very powerful tools to probe those properties. In this course, those who utilize quantum beam in their research give a systematic lecture on principle and application of the analysis using quantum beams.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
この授業では,受講者が授業終了時に,以下の知識・能力を身につけていることを目標とする.
1. 量子ビームを利用した様々な測定・解析手法の原理を理解し説明できる.
2. どのような性質を明らかにするためにはどのような測定・解析手法を使えばよいか判断できる.
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
At the end of the course, participants are expected to
- be able to explain the principles and applications of the quantum beam analysis,
- be able to select the appropriate technique for a specific application.
バックグラウンドとなる科目【日本語】
Prerequisite Subjects
材料物理化学第1、材料物理化学第2、材料物理化学第3
バックグラウンドとなる科目【英語】
Prerequisite Subjects
授業の内容【日本語】
Course Content
1.材料分析手法の分類
2.中性子回折・散乱,二次イオン質量分析の原理と応用
3.電子回折,オージェ電子分光,イオンビーム分析の原理と応用
4.X線回折,走査電子顕微鏡,集束イオンビーム加工の原理と応用
5.赤外吸収分光, 紫外・可視吸収分光の原理と応用
6.走査トンネル顕微鏡/走査トンネル分光,原子間力顕微鏡の原理と応用
7.光電子分光,X線吸収分光,蛍光X線分析の原理と応用
8.透過電子顕微鏡の原理と応用
9.レーザー分光の原理と応用

事前に配布する講義資料を読んで予習しておくこと.また,随時レポート課題を出すので解答を提出すること.
授業の内容【英語】
Course Content
成績評価の方法と基準【日本語】
Course Evaluation Method and Criteria
達成目標に対しての修得度を授業中の質疑応答および数回のレポートにて評価する.「本講座の目的およびねらい」で述べた目標について,基本的な問題を正確に扱うことができれば合格とし,より難易度の高い問題を扱うことができればそれに応じて成績に反映させる.
成績評価の方法と基準【英語】
Course Evaluation Method and Criteria
履修条件・注意事項【日本語】
Course Prerequisites / Notes
履修条件は課さない.
授業は対面と遠隔(ZoomまたはTeams)を併用して行う.
履修条件・注意事項【英語】
Course Prerequisites / Notes
教科書【日本語】
Textbook
教科書は特に定めない.必要に応じて講義資料を配布する.
教科書【英語】
Textbook
参考書【日本語】
Reference Book
1. 中井泉,泉富士夫 編著:粉末X線解析の実際(第2版),朝倉書店,2009.
2. D. S. Sivia著,竹中章郎,藤井靖彦 共訳:X線・中性子の散乱理論入門,森北出版,2014.
3. 田中通義,寺内正己,津田健治 共著:やさしい電子回折と初等結晶学 電子回折図形の指数付け,収束電子回折の使い方 改訂新版,共立出版,2014.
4. 田中信夫:電子線ナノイメージング 高分解能TEMとSTEMによる可視化,内田老鶴圃,2009.
5. 日本分光学会編:「赤外・ラマン分光法」, 講談社サイエンテイフィク (2009)
6. 日本分光学会編:「可視・紫外分光法」, 講談社サイエンテイフィク (2009)
さらに講義の進行にあわせて適宜紹介する.
参考書【英語】
Reference Book
授業時間外学習の指示【日本語】
Self-directed Learning Outside Course Hours
授業時間外学習の指示【英語】
Self-directed Learning Outside Course Hours
使用言語【英語】
Language used
使用言語【日本語】
Language used
授業開講形態等【日本語】
Lecture format, etc.
授業開講形態等【英語】
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置【日本語】
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置【英語】
Additional measures for remote class (on-demand class)