授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 動植物における様々な遺伝現象を理解する上で,その基本原理であるメンデルの遺伝法則を理解するとともに,遺伝現象の分子的および細胞的な基盤について理解を深める。また,真核生物におけるゲノム・染色体構造と遺伝子の発現調節機構,発生の遺伝的制御機構について学び,細胞,個体,集団で見られる様々な生命現象を遺伝や遺伝子の観点から思考する力を身につける。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course deals with the mechaisms of the heredity in animals and plants, including the Mendel's laws, the concept of the gene, dominance and resessiveness, mitosis and meiosis, chromosome, gene regulation in development,epigenetics, structure and evolution of eukaryotic genomes, and human genetics and diseases, as well as DNA-based technology in agriculture and methods in the genome science. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 動植物の生命現象の理解には,メンデルの遺伝法則,遺伝子の概念,顕性と潜性,減数分裂と生活環,染色体の挙動と遺伝,遺伝子発現のエピジェネティック制御,発生の遺伝学的制御,ゲノムの構造・調節・進化,DNAテクノロジーなどに関する知識が必須である。本科目の受講を通して,これらの諸概念について正しいリテラシーを身につけ,今後の学習,研究活動に活かせる知識と思考力を身につける。特にヒトの遺伝学に関しては,将来の各個人の人生において様々な局面で必要となる知識である。本科目の内容をその場しのぎの表面的な知識として学ぶのではなく,根幹的な部分を理解することを目標とする。 |
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到達目標【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 授業計画
01. 遺伝子の変異がタンパク質機能や表現型に与える影響
02. メンデル遺伝の法則とその拡張
03. 遺伝における染色体の役割
04. 遺伝子の連鎖と減数分裂における遺伝的組み換え
05. 集団の遺伝と生物進化
06. 個体発生の遺伝的制御
07. 染色体やクロマチンの構造
08. エピジェネティクス、X染色体不活性化、遺伝的刷り込み
09. ポストゲノム時代の遺伝子発現解析法とクロマチン解析法
10. 倍数性、染色体異常、逆位と転座
11. 真核生物のゲノム構造と機能、トランスポゾン
12. 真核生物ゲノムの進化
13. ミトコンドリアやプラスチドの母性遺伝
14. 遺伝子解析技術 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 生物学基礎II, 分子細胞生物学1,動物育種学,植物育種学,保全遺伝学 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ・遺伝学の基礎的な知識を持ち、遺伝的制御が関係する生命現象について、その仕組みを論述できることを合格基準とする。
・定期試験(80%),レポートや小テスト等(20%)
・履修取り下げ制度を採用する
・定期試験を受験しない者はW(欠席)とする |
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教科書・テキスト Textbook | | ハートウェル「遺伝学」(メディカル・サイエンスインターナショナル)
ISBN:978-4-89592-625-6 |
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参考書 Reference Book | | D.L.ハートル,中村千春・岡田清孝共訳「エッセンシャル遺伝学・ゲノム科学」(化学同人)
キャンベル生物学(原書11版)池内昌彦,伊藤元己,箸本春樹監訳 (丸善出版株式会社)
日本遺伝学会監修「遺伝単―遺伝学用語集 対訳付き」(エヌ・ティー・エス) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義内容の理解と定着には、教科書、参考書、配布資料等を用いて復習することが重要である。 |
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使用言語 Language Used in the Course | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | 対面講義が行えない場合、NUCTからオンデマンドで講義動画を配信するか、ZoomあるいはTeamsを用いてオンライン講義を行う。 |
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