学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
農学部
時間割コード
Registration Code
0903003
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
細胞生物学3
科目名 【英語】
Course Title
Cell Biology 3
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
人見 清隆 ○ MATURANA Andres Daniel 柴田 秀樹
担当教員 【英語】
Instructor
HITOMI Kiyotaka ○ MATURANA Andres Daniel SHIBATA Hideki
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 火曜日 1時限
Fall Tue 1
対象学年
Year
3年
3
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
高等動物の組織や細胞を対象に,細胞の分化と増殖,膜輸送、シグナル伝達などを解説し,合わせて細胞培養技術や,関連するタンパク質分子の役割について講義する。また,免疫学の基礎と抗体を用いる実験技術・医薬品や診断への応用,がんに関する分子細胞生物学についても講義する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course will introduce basic knowledge on physiological events in animal cell and tissues, focusing on cell differentiation, immune system,transport system, signal transduction and cancer. Application studies and cell culture technology on these areas will be also introduced.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
ヒトを含む高等動物の組織や細胞を対象に,免疫学,細胞分化と増殖,膜タンパク質(輸送体)、シグナル伝達についての基本的知識を習得する。多彩な生命現象において,タンパク質分子や細胞がどのように連携して機能するかについて考える。先端のライフサイエンス技術としての動物細胞培養,抗体や増殖因子を扱った実験など、今後の生化学・細胞生物学研究に必須な手法についても理解できるようにする。
到達目標【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
  1. 免疫学の基礎・自然免疫と獲得免疫 
  2. 抗体を用いた生化学・細胞生物学実験手法
  3. 免疫が体を守るメカニズム、抗体医薬
  4. 免疫細胞融合によるモノクローナル抗体作製技術,創薬科学分野での活用
  5. 細胞分化と細胞培養による研究手法~皮膚・血液での分化増殖因子と医薬品への応用
  6. 膜輸送について(1)
  7. 膜輸送について(2) 
  8. 膜輸送について(3)
  9. シグナル分子と受容体の分類
 10. Gタンパク質共役型受容体を介するシグナル伝達経路
 11. 酵素共役型受容体を介するシグナル伝達経路
12. 細胞周期・細胞死とシグナル伝達
13. がん細胞と正常細胞、発がん機構
14. がん遺伝子と腫瘍抑制遺伝子
 
人見 (1~5まで教科書不要)、6~8をMATURANA(日本語による)、9~14を柴田 が講義の予定  
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
分子細胞生物学1,2,4
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
・授業の到達目標に達していることを合格の基準とする
・期末試験80%,平常点20% で評価する。
・履修取り下げ制度を採用する。
・5回以上欠席した場合,あるいは定期試験を欠席した場合は「欠席」とする。 
教科書・テキスト
Textbook
Essential Cell Biology (英語版)第5版 2019年
 Bruce Albertsら W. W. Norton & Company
参考書
Reference Book
「細胞の分子生物学」(ニュートンプレス)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
講義の中では多くのキーワードが登場する。完全に理解できなかった用語や、興味を持った用語についてその内容を十分に復習して次回の講義に臨む。
使用言語
Language Used in the Course
授業開講形態等
Lecture format, etc.
授業開講形態(対⾯・遠隔など)、使⽤ツール、遠隔授業(オンデマンド型)の場合の対⾯授業に相当する教育効果を確保するための措置を講ずる。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
資料は講義の実施時に入手できるようにする。発表および質問を含む討議はオンサイトと同様の習得効果が得られるようにする。