授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 私たちは他者に関する様々な判断や評価を普段から行っている。本講義では,そうした他者に関する認知の特徴と心理・神経過程について学ぶ。加えて,他者の心の発達についても学び,現代社会で重要性が増している,多様な認知特性を持つ人々との交流において配慮・尊重すべきことを考察する。以上を通じて,人間の心を脳の機能として捉える(発達)認知神経科学の理解を深めることを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | In recent years, (developmental) cognitive neuroscience has been rapidly developing to explore the neural mechanisms of human psychology and behavior, and its findings are being applied to the real world. This course aims to provide a basic knowledge of (developmental) cognitive neuroscience to acquire the ability to critically evaluate such findings and applications. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 私たちは他者に関する様々な判断や評価を普段から行っている。本講義では,そうした他者に関する認知の特徴と心理・神経過程について学ぶ。加えて,他者の心の発達についても学び,現代社会で重要性が増している,多様な認知特性を持つ人々との交流において配慮・尊重すべきことを考察する。以上を通じて,人間の心を脳の機能として捉える(発達)認知神経科学について理解することができる。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 認知神経科学の入門的な講義として,脳の解剖学的・生理学的特徴,研究手法について概観する。その上で,知覚や記憶など基礎的な心理過程の脳メカニズムを時間の許す限り解説する予定である。さらに定型・非定型発達児者における社会的知覚・認知特性についても解説する予定である。以上を通じて,心を脳の機能として捉える視点を学び,それが人間社会のあり方にどのような含意をもつかについて考察してもらう。
1. はじめに(社会脳仮説,ティンバーゲンの4つの問い,マーの視覚計算理論ほか)
2. 脳の生理学的・解剖学的特徴
3. 認知神経科学の研究方法論
4. 社会的知覚・認知(1)(顔・身体の知覚認知特性)
5. 社会的知覚・認知(2)(他者行為理解,自他理解,共同行為)
6. 社会的知覚・認知の定型発達(1)(発達認知神経科学入門)
7. 社会的知覚・認知の定型発達(2)(赤ちゃんの知覚認知発達)
8. 社会的認知の非定型発達(自閉スペクトラム症,ウィリアムス症候群,ほか遺伝疾患を中心に) | |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 前提知識は必要としないが,講義中に紹介する文献等を読み込むなどの積極的な姿勢が必要です。 | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | (評価方法)毎回講義後の小レポート(40点)と講義最終回に出題予定のレポート(60点)の総合点で評価します。(評価の基準)60点以上を合格とします。 | |
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教科書・参考書 Textbook/Reference book | | 参考書(各回の授業でトピックに関連する論文や図書を随時紹介します。一例として以下の書籍を挙げます。)
ソーシャルブレインズ 自己と他者を認知する脳 開一夫,長谷川寿一 編 東京大学出版会
Mark H. Johnson, Michelle de Haan, Developmental Cognitive Neuroscience: An Introduction (English Edition) | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 授業中に配付された教材や紹介された論文・図書を積極的に読んで復習してください。 | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面講義を予定していますが,諸般の事情によりオンライン講義となる可能性があります。 |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | NUCT上に講義資料をアップロードします。詳細については講義開講時にNUCT上で連絡します。 |
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