学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
情報学部
時間割コード
Registration Code
1002185
科目区分
Course Category
科目名 【日本語】
Course Title
心理学の歴史と方法2
科目名 【英語】
Course Title
Introduction to Psychology 2
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
SIS-12-3048-J
担当教員 【日本語】
Instructor
大平 英樹 ○ 田邊 宏樹 磯村 朋子
担当教員 【英語】
Instructor
OHHIRA Hideki ○ TANABE Hiroki ISOMURA Tomoko
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春2期 月曜日 3時限
Spring2 Mon 3
対象学年
Year
3年
3
授業形態
Course style
講義
Lecture
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
Subject
必修・選択
Required / Selected


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
近代的な心理学は,哲学の長い伝統を基盤としつつ,19世紀に起こった自然科学的研究の潮流を取り入れ,実験や調査などによる実証を重視した独自の方法論を形成してきた。そこで,この授業では心理学の基礎的な概念枠組みや実証的方法論を歴史的展開と関連づけて解説する。なお,この授業は「心理学の歴史と方法1」と連結しており,両方を受講することが必要であり,1の内容を踏まえた上で,2では主に心理学の実証的方法論について学ぶ。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Modern psychology has been formed own methodology accompanied with approach of natural science, although mind research has a long philosophical history. It also emphasizes empirical research, and has been developed experimental methods and statistical analysis. This course is coupled with “Introduction to Psychology 1”, so that students are required to take both courses successively. In this course, the students will especially learn methodology of experimental psychology, based on the knowledge in Introduction to Psychology 1.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
近代的な心理学は,哲学の長い伝統を基盤としつつ,19世紀に起こった自然科学的研究の潮流を取り入れ,実験や調査などによる実証を重視した独自の方法論を形成し,さらにそこで得られたデータを解析し意味を見出すために独自の統計学的手法を発展させてきた。心理学を学ぶには,これらについての知識や技能の習得が必須となる。そこで本授業では,心理学の歴史や基礎的な概念を押さえた上で,研究において必要とされる実験計画やデータ分析の素養を獲得することを目的とする。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
The students will learn history of psychology, methodology of psychological experiments, and basic statistical analysis. The goal of this course to acquire basic knowledge of experimental psychology, especially methodology and basic statistics in psychology.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
「心理学の歴史と方法1」と合わせて,心理学の基礎的な概念枠組み,および,心理学の実証的方法論などについて解説する。

〔取り扱う内容〕
1. 心理学的データの特徴
2. 心理学的データの収集の方法
3. 心理学的データの分析の方法
4. 心理学的データの解釈の方法

なお,この授業は日本語でおこなう。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
この授業は「心理学の歴史と方法1」と連結しており,単位取得のためには両方を受講することが必要である。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
数回の課題(計50%)と期末レポート(50%)の合計(100%)により評価する。60点以上を合格とする。
なお,この授業では履修取り下げ制度を採用せず,期末レポートを提出しなかった場合を「欠席またはW」とし,提出したにもかかわらず合計得点が60点に満たなかったものを「F(不可)」とする。
教科書・参考書
Textbook/Reference book
教科書は特に指定しない。参考書などは授業中に適宜紹介するが,以下のものを挙げておく。
高野 陽太郎,岡 隆「心理学研究法」有斐閣アルマ
山田 剛史,村井 潤一郎「よくわかる心理統計」ミネルヴァ書房
鵜沼秀行,長谷川桐「改訂版 はじめての心理統計法」東京図書
小野寺 孝義, 菱村 豊 「文科系学生のための新統計学」ナカニシヤ出版
山田剛史(編著)(2015)「Rによる心理学研究法入門」北大路書房
橋本貴充,荘島宏二郎「実験心理学のための統計学」誠信書房
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
指定された参考書などを読んで授業に備えること。また講義において随時出される課題を遂行し提出すること。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)