学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
医学部(保)
時間割コード
Registration Code
1714431
科目名 【日本語】
Course Title
病理組織細胞検査学Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Laboratory Pathology and Cytology Ⅱ
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
池田 勝秀 ○
担当教員 【英語】
Instructor
IKEDA Katsuhide ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 月曜日 4時限
Fall Mon 4
必修・選択
Required / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本講義では、病理学および臨床細胞学を教授する。
病理学で・ヘ、器官別の各種疾患を理解し、病理学的変化を教授する。臨床細胞学においては、標本作製技術、細胞所見を教授し、良悪性細胞の細胞形態学的差異を認識できるようになることを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course teaches pathology and clinical cytology.
The purpose of pathology is to understand various diseases by organ. In clinical cytology, the aim of this course is to recognize preparation techniques, cytomorphological differences between benign and malignant cells.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
・各臓器の疾患を説明することができる。
・細胞診材料の処理方法、染色方法を説明することができる。
・細胞所見を説明することができる。
・悪性細胞の特徴を説明することができる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
病理学、器官別各種疾患と病理学的変化
1.循環器系、呼吸器系
2.消化器系
3.内分泌系、泌尿器系、生殖器系
4.造血器系、神経系、感覚器系、運動器系、皮膚系

細胞診検査の意義と検査法
5.細胞診検査の意義と流れ(目的、利点と欠点)
6.細胞診検査の精度管理と標準化

細胞診検査法
7.材料別細胞診検査法、細胞診標本作製法(標本作製・検体処理と塗抹法、固定法)
8.細胞診標本観察法(細胞所見、細胞の見方と結果報告)
9.細胞診標本染色法(Papanicolaou染色、Giemsa染色、PAS染色、免疫染色)
10.細胞診標本評価法1(婦人科細胞診1)
11.細胞診標本評価法2(婦人科細胞診2)
12.細胞診標本評価法3(呼吸器細胞診1)
13.細胞診標本評価法4(呼吸器細胞診2、泌尿器細胞診)
14.細胞診標本評価法5(体腔液細胞診、乳腺細胞診、甲状腺細胞診)
15.まとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件はない。関連科目として、人体構造機能学ⅠB、人体構造学実習、病理組織細胞検査学Ⅰがある。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
(評価の方法)学期末試験(100%)で評価します。
(評価の基準)総点60点以上を合格とします。
※出席が2/3に満たない場合は、学期末試験の受験資格は与えず、評価を不可とする。
教科書・テキスト
Textbook
・細胞診断学入門 第三版(名古屋大学出版会、2018年発行、ISBN978-4-8158-0895-2)
・標準病理学 第6版(北川昌伸、仁木利郎、医学書院 2019年発行、ISBN:978-4-260-03659-7)
参考書
Reference Book
・カラーで学べる病理学 第2版(渡辺照男他 ヌーヴェルヒロカワ、メディカル・サイエンス・インターナショナル、2017年発行、ISBN:978-4-89592-906-6)
・diFiore 人体組織図譜 原書第11版 (藤田恒夫(訳)、南江堂、2011年発行、ISBN:978-4-524-26004-1)
・スタンダード病理学 第4版(文光堂、2015年発行、ISBN:978-4-8306-0477-5)
・図解入門 よくわかる病理学の基本としくみ(田村浩一、秀和システム 2010年発行、ISBN:978-7-798-02835-4)
・わかりやすい病理学 改訂第6版(岩田隆子、恒吉正澄、小田義直、南江堂 2016年発行、ISBN:978-4-524-26569-5)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
教科書による予習、プリントによる復習を行うこと。
授業の進め方
How to proceed with the class
事前に配布する資料に沿って行う。資料は各自印刷すること。講義後に教科書を含めて復習すること。
注意事項
Notice for Students
特になし
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
資料はNUCTリソースに掲示するので、各自印刷して講義に臨むこと。
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)