授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 名古屋大学医学部附属病院検査部において実施する。これまでに学んだ臨床化学検査に関する専門知識を再確認し、臨床検査技師の業務、多職種連携、患者への対応など医療技術者としての姿勢を学ぶ。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | Student take this course at Nagoya University Hospital. Students are expected to reconfirm the expertise in clinical chemistry testing that they have learned through classes and practical training, and also to learn the attitude of a medical engineer, such as the work of clinical testing engineers, multidisciplinary collaboration, and dealing with patients. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | これまでに学んだ臨床化学検査に関する専門知識を再確認し、臨床検査技師の業務、多職種連携、患者への対応など医療技術者としての姿勢を習得する。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1. 検査前プロセス
1) 中央採血室運用(採血管準備システムを含む)
2) 検体検査の流れ(検体採取、受付・到着確認、仕分け、前処理、分析、結果確認、再検、結果報告、検体保存)
3) 検査項目に応じた適切な検査材料、採取管(抗凝固剤)、前処理(遠心分離等)の選択
4) 検体性状確認(必要量、凝固の有無、凝固の可否)
5) 検体搬送システムの仕組みと運用
2. 採血管の適切な選択と検査値への影響
1) 血清と血漿の違い
2) 抗凝固剤の種類、作用、用途、影響
3) 溶血の影響
4) 全血放置の影響
3. 自動生化学分析装置(Labospect008α)
1) 検査システムとの連携
2) サンプルキャリーオーバーの検証
4. 小型分析装置・POCT装置
1) 血液ガス分析装置
2) グリコヘモグロビン・血糖分析装置
5. R-CPC(Reversed-Clinicopathological Conference) |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 実習内容の理解および医療者としての姿勢を総合して評価する。得点60点以下を「F」とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 原諭吉,太田英彦編集『スタンダード生化学』(文光堂), 伊藤啓,他編『新版臨床化学』(講談社), 中甫『疾患と臨床検査,実践への戦略』(医歯薬出版), William Clarke 『Contemporary Practice in Clinical Chemistry, 2nd Edition』(American Association for Clinical Chemistry) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 授業時間以外に毎週3時間の予習・復習などの時間外学習をすること。 |
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授業の進め方 How to proceed with the class | | |
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注意事項 Notice for Students | | 1) 実習で使用する分析装置は全て患者検体を測定するための機器であり、実習に使用できる時間は限られている。効率的に進めるとともに指導者の指示を遵守し、分析装置の取扱いには十分注意すること。
2) 検体を扱う場合は、必ず感染防護衣(白衣)、ゴーグル、マスク、手袋を着用すること。
3) 実習にはPCを持参すること。
4) 業務等の都合により予定は変更となる場合がある。 |
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本授業に関する参照Webページ Reference website for this Course | | |
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担当教員からのメッセージ Message from the Instructor | | |
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使用言語 Language(s) for Instruction & Discussion | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 授業開講形態は原則対面もしくは対面とICTの遠隔授業の併用による講義を予定するが、コロナ感染の状況によっては、すべて遠隔授業となる可能性もあり。 |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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