授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 人体の神経機能と神経疾患についてリハビリテーション領域で必要となる基礎的および臨床的知識を学習する。リハビリテーションの立場からは神経障害の正確な評価が重要である。疾患が作り出す症状と機能障害との関係を理解した上で,個々の疾患を原因論的に分類・整理して理解を進めていく。個々の神経疾患については最新の知見に元づいて疾患の理解をすることを目標とし、機能維持や回復に向けたリハビリテーションの方略を考える基礎的知識を得ること、神経疾患に関する科学的理解を深め、ハビリテーションを行うための基礎的知識を得ること、を目標とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course deals with basic concept and fundamental knowledge for each neurological disease which is needed in the field of rehabilitation. The aim of this course is to understand pathophysiology of neurological diseases based on recent neuroscientific findings. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 本講義の到達目標は次のとおりである。
1)各神経疾患による人体の機能障害とその症状の基本を理解すること
2)各神経疾患の病態の基本を理解すること
3)リハビリテーションが対象とする機能障害と介入の戦略について理解すること |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | At the end of this course, participants are expected:
1) To understand clinical symptoms and functional disabilities caused by each neurological disease,
2) To understand fundamental pathophysiology for each neurological diseases,
3) To know basic strategies of interventions used in the field of rehabilitation for patients with neurological diseases. |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 授業は、各神経疾患について、疫学的動向、分類、症状、病態、治療法、リハビリテーションとの関連、について教授していく。
授業では、担当教員の作成したデジタル資料を含む詳細な学習資料が提供される。
授業の内容は下記の疾患や病態を含んだものとする。
●本講義は「神経学ⅠおよびⅡ」に続いて行う内容である.
1.脳血管疾患総論
2.脳血管疾患 その1(脳出血)
3.脳血管疾患 その2(脳梗塞)
4.脳血管疾患 その3(急性期)
5.脳血管疾患 その4(回復期)
6.脳血管疾患 その5(慢性期)
7.脳血管疾患 その6(リハビリテーション)
8.認知症 その1(総論)
9.認知症 その2(アルツハイマー型認知症)
10.認知症 その3(その他の変性性認知症)
11.認知症 その4(血管性認知症)
12.認知症 その5(認知症とリハビリテーション)
※項目は講義回と対応しているものではありません.
授業予定の詳細は NUCT を参照してください.
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 人体の疾患を理解する上では基礎科目「生理学」および「解剖学」の履修が求められる。
※「生理学」あるいは「解剖学」の履修が受講の条件ではない。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 成績評価は、4回の試験の成績(100点満点)を単純平均した総合点で行う。
総合点の60点以上を合格とする。
毎回の試験結果は即日に提示し、学習成果をフィードバックする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 授業では教科書は用いない。
担当教員の作成したデジタル資料を含む学習資料が提供される。 |
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参考書 Reference Book | | 受講者の自習用のまとまったテキストとして本科目内容と対応する参考書は下記である。
参考書を授業や試験で用いることはない。
安藤一也,杉村公也「リハビリテーションのための神経内科学」(医歯薬出版)
田崎義昭,斉藤佳雄「ベッドサイドの神経の診かた」(南山堂) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 提供された学習資料を用いて、神経疾患の理解を深める。
本授業と関連は無いものの、国家試験受験のための復習や再学習に対応した資料であり、反復した自己学習を求める。 |
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授業の進め方 How to proceed with the class | | 単元に沿って神経疾患についてデジタル資料とともに解説していく。
同時に自己学習を進め、3-4単元ごとの試験で到達度を確認していく。 |
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注意事項 Notice for Students | | 学習内容は多くの神経疾患に及ぶため、量的にも短時間の学習は困難である。
日常的、継続的な学習に努めてほしい。 |
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本授業に関する参照Webページ Reference website for this Course | | |
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担当教員からのメッセージ Message from the Instructor | | 神経疾患はリハビリテーションの対象とする主たる疾患です。研究対象としても重要ですので、十分理解するように努力してください。 |
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使用言語 Language(s) for Instruction & Discussion | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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