学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
医学部(保)
時間割コード
Registration Code
1757431
科目名 【日本語】
Course Title
分子病態学
科目名 【英語】
Course Title
Molecular Pathophysiology
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
早川 文彦 ○ 石川 哲也
担当教員 【英語】
Instructor
HAYAKAWA Fumihiko ○ ISHIKAWA Tetsuya
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春1期 金曜日 4時限
Spring1 Fri 4
必修・選択
Required / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
近年のめざましい分子細胞生物学の発展は,今まで不明とされてきた生物学的現象や様々な疾患の病態を分子レベルで解明することを可能とし,その成果は病気の診断・治療へと臨床応用されつつある。本講義では,分子病態解析が進んだ疾患の解析法,解析結果,ならびにその臨床応用についての講義を行い,新しい検査法の開発研究に参考となる知識の習得を目指す。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course introduces the recent studies revealing molecular mechanisms of diseases, to students taking this course.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
授業終了時に以下の領域の疾患のいずれか(扱う疾患は年度ごとに変わります)について分子病態を理解していることを目標とします。
1. 白血病
2. 肝疾患
3. 肺悪性腫瘍
4. 糖尿病
5. 腎疾患
6. 血液凝固疾患
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
At the end of the course, participants are expected to undersand the molecular mechanism of certain diseases in the followings fields:
1. Leukemia;
2. Liver disease;
3. Lung malignant tumor;
4. Diabetes;
5. Renal disease;
6. Blood coagulation disorder.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
以下の疾患領域から分子病態解明の進んだ疾患を取り上げ,各々の分子病態解析法,解析結果,ならびにそれらの臨床応用について概説する。カッコ内は担当教員。
1.分子病態から見た血液疾患(白血病)の原因(早川)
2.分子病態から見た肝疾患の原因(石川)
3. 分子病態から見た肺悪性腫瘍の原因(関戸:愛知県がんセンター)
4. 分子病態から見た糖尿病・内分泌疾患の原因(安田:名古屋大学糖尿病内分泌内科)
5.分子病態から見た腎疾患の原因(丸山:名古屋大学腎臓内科)
6. 分子病態から見た血液凝固疾患の原因(小嶋:名古屋大学名誉教授)
7. 分子病態から見た血液疾患(白血病)の原因2(安田:名古屋医療センター)
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
高等学校生物基礎、生物で学ぶ人体に関する知識の理解を前提とします。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
レポートの内容を評価します(100点)。

60点以上を合格とします。
教科書・テキスト
Textbook
特になし。スライドのハンドアウトをNUCTにアップロードします。
参考書
Reference Book
特にありません。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
講義内容は最新の研究結果に基づいており、そのもととなった原著論文を自身でも読むことを推奨します。
授業の進め方
How to proceed with the class
各教員によるオムニバス形式。課題として、各自卒研テーマに関連した疾患の分子病態解析に関する論文を読み、その内容をまとめたレポート作成を課します。
注意事項
Notice for Students
スライドのハンドアウトはNUCTにアップロードするので各自印刷して持参、使用してください。
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
特にありません。
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
疾患は様々でも疾患の病態解明のために仮説を立て、それを実験で検証していく考え方には共通するものが多いです。そうした科学の考え方を学んでください。
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面形式の予定。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
オンデマンド授業にする場合は、アクセス用のURLをNUCTを通じて連絡します。