学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
医学部(保)
時間割コード
Registration Code
1766632
科目名 【日本語】
Course Title
血液検査学実習B
科目名 【英語】
Course Title
Laboratory Hematology PracticeB
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
早川 文彦 ○ 能浦 三奈 岡本 修一
担当教員 【英語】
Instructor
HAYAKAWA Fumihiko ○ NOURA Mina OKAMOTO Shuichi
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋集中 その他 その他
Intensive(Fall) Other Other
必修・選択
Required / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
附属病院の検査部で行う実習で,検体の採取から検体検査の流れ,検査機器の実際の使用方法について知識と経験を得ることを目標とする。実際の臨床検体での各種検査を通してこれまでの血液検査学の知識を再整理し,さらに検査部門の装備されている特殊機器で専攻では十分に経験できないもの,たとえばフローサイトメーターでの血液細胞表面抗原の検索や血小板凝集能検査を経験する。卒業後の病院などでの勤務に際しても差しつかえのない実力を養うことを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Students practice blood examinations in hospitals. Students learn the flowchart of blood tests from the blood collection to the analyses in actual hospitals.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
実習終了時に以下のこと理解していることを目標とします。
1. 実際の病院における採血から測定結果表示までの血液検査の流れ。
2. 病院における検体誤認防止のための注意点。
3. 病院における検査機器の精度管理。
4. 病院で患者さんと接するときの接遇。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
At the end of the course, participants are expected to understand the folloings:
1. The flowchart of blood tests in hospitals;
2. The efforts to prevent misrecognition of patients' samples;
3. The quality controls of the instruments for blood examination;
4. The proper attitude tword patients in hospitals.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
下記の予定で行う。

1. オリエンテーションを通して検査部血液部門の構成,仕事の分担を理解する。

2. 末梢血液検体での自動計測機器による血液検査の実際,検体の流れ,外来および病棟へのデータの流れを理解する。

3. 実際の末梢血塗沫標本,骨髄塗沫標本を検鏡して,血液像,骨髄像の判定能力を確認する。

4. 骨髄ないしリンパ節浮遊細胞検体でフローサイトメーターによる測定を経験する。

5. 血小板凝集能検査を経験する。

6. 遺伝子検査、FISH、染色体検査見学

7. 患者さんへの対応,検査管理(精度管理,以上データへの対応)等を見学する。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
血液検査学I, IIの内容を理解し、血液実習A、形態検査技術開発法IIで実習した技術を取得していることを前提とします。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
検査部にて実習を担当された各スタッフの評価(50点)と課題に対するレポートの内容(50点)を総合して(100点)評価します。実習であるため、単位認定には原則としてすべての授業に出席を要します。事情で欠席した者は履修について個別に相談することになります。
教科書・テキスト
Textbook
なし
参考書
Reference Book
三輪史朗,渡辺陽之輔共著『血系細胞アトラス』(分光堂)
Medical Practice編集委員会編『臨床検査ガイド2007/2008』(文光堂)
「WHO分類第4版による白血病・リンパ系腫瘍の病態学」中外医学社
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
予習と復習を課します。予習は実習予定項目の該当箇所の教科書と実習手引書を読み、検査の目的,原理,臨床的意義等について理解してくること、復習は実習に行った検査結果をまとめ、実習中に与えられた課題について調べ(課題が与えられた場合には)、レポートを作成することです。
授業の進め方
How to proceed with the class
検査部スタッフの指示により,実際の臨床検査業務に即して見学,実習を行う。疑問や質問は医学部図書館にて調査,あるいは適宜に検査部スタッフ,保健学科検査技術科学専攻血液分野のスタッフが質問に応じる。
注意事項
Notice for Students
教室では学生が主役ですが、病院では患者さんが主役です。お邪魔して学ばせていただいているという意識を忘れないようにしてください。
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
特にありません。
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
教室では学生が主役ですが、病院では患者さんが主役です。お邪魔して学ばせていただいているという意識を忘れないようにしてください。
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面形式の予定。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
オンデマンド授業にする場合は、アクセス用のURLをNUCTを通じて連絡します。