学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2011708
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
東洋史学
科目名 【日本語】
Course Title
中国近世史演習a(~2021入学)
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on the Early Modern History of China a (Enrolled in/before 2021)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMAH5020J
担当教員 【日本語】
Instructor
井上 進 ○
担当教員 【英語】
Instructor
INOUE Susumu ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 3時限
Spring Mon 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
2021年度入学まで
教職【教科】
Teacher's License
中専修・社会、
高専修・地歴
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
公文書は中国史においても極めて重要な史料であるが、一般の漢文史料とは用語や文体においてかなり異なった点をもつ。本講義ではその公文書を正確に読解し、研究上の史料として運用する能力の獲得をめざす。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students get used to reading the Qing dynasty’s official documents, which differ from other classical Chinese documents terminologically and stylistically, and improve their reading comprehension abilities to a higher academic level.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
清代公文書の独特な形式や用語に関して専門的な理解を得るとともに、これを史料として自らの研究において運用できる能力の獲得を目指す。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1)初回は清代の公文書制度の概要に関する基本的な説明、およびテキストである雍正『硃批諭旨』の解説、また授業の進め方や予習のやり方に関する解説を行なう。
2)第二回から十五回までは、事前に指名された担当者がその担当範囲の訳注稿を作り、土曜までに教員と受講生全員にメールで配布し、講義当日にはその内容をみなで検討し、各人に意見を求める。よって受講生は各自必ず予習しておかねばならず、準備なしにただ出席しても意味をなさない。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
自分の研究において近世の公文書を扱う必要のある者は、受講しておくことが望ましい。また可能な限り、前後期を通じて受講すること。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
評価は毎回の担当者として提出する訳注稿、あるいは担当者以外の出席者として提出する意見において示される読解力、理解力により、別に試験は行なわない。この授業への取り組みを100点満点で総合的に評価し、60点以上を合格とする。なお出席については少なくとも三分の二が必要だが、ただ出席しただけでは評価の対象とはならない。
教科書・テキスト
Textbook
雍正『硃批諭旨』。授業で用いる分については、開講後にプリントを配布する。
参考書
Reference Book
用いるべき辞書や工具書類のうち、一般的なものについては初回に紹介するが、その他については講義を進める中で、必要に応じて適宜指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
すでに述べたように、本講義は予習が必須であり、準備なしにただ出席しても意味をなさない。またその予習については、少なくとも当初の段階では、工具書等の関係から自宅で行なうよりも、研究室で行なった方がよい。この点については、講義を進める中で改めて指示する。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)