授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | この授業では国際社会学、特に国際移動をめぐる諸概念・理論についての基礎的理解力を養う。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this course is to provide students with a general overview of the basic themes and issues in international sociology, particularly in migration studies. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 事例検討を通じて、エスニシティやナショナリズム、移民・難民に関するアクチュアルな問題についても、応用的視座を培うことを目標とする。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | ポスト冷戦時代の現在、人々の移動はより大規模化・加速化して地球規模の広がりを持つ一方、「北側」の国々では国境コントロールを徹底化し、人の流入を厳しく選別・抑制する傾向が見られる。この授業では、国際社会学の観点から、第二次大戦後から現在までの越境をめぐる問題を、特に政策的側面(入国管理と収容、移民・難民政策)を中心に国際比較をしつつ考えていく。授業の前半では映像視聴と議論、基本テーマについてのレクチャー、後半では複数のゲストスピーカーを招いての議論を予定している。ゲストスピーカーの回では、外国人収容の問題や難民問題と現場で関わる人々の声を聞きながら理解を深める。最後の1ヶ月で講読文献を選んだ上で、参加者に発表頂く予定である。
以下のテーマを授業の大きな柱として予定している。 (1)国際移住と「「移民」「難民」:何が問題か? (2)EUの移民・難民政策と、フランス・スペインの事例 (3)日本の移民・難民政策と入国管理 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 特になし。一般にエスニシティ、多文化主義、マイノリティ、ジェンダーなどの分野に関心を持つ方の受講を歓迎する。ただし講読文献や関連資料は必ず読んだ上で出席し、議論に積極的に参加することが受講条件となる。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 議論への積極的な参加(50%) と講読文献の担当発表 (50%) を総合的に判断する。 60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 教科書は特に設定しないが、参考文献・講読文献候補リストを授業開始後に配布。 |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講読文献は必ず読んだ上で参加すること。自分の担当箇所については、文献/資料を読み込み、レジュメを作成し、ディスカッション・ポイントを考える。また授業当日には参加者分の人数をコピーし、レジュメを配布すること。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | B-1)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向あり) 基本的には対面を予定、場合によってはTeams等を用いたオンライン形式に切り替える可能性もある。また事前に申請があれば、やむを得ない事情でオンラインで参加する方々のために「中継」も可能。 |
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