学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2020408
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
日本語学P
科目名 【日本語】
Course Title
現代日本語学発展演習(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Seminar on Modern Japanese Linguistics (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMAJ6108J
担当教員 【日本語】
Instructor
許 明子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
HEO Myeongja ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 月曜日 4時限
Fall Mon 4
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
修士課程1年次、2年次
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
1.現代日本語学研究の動向を概観し、日本語の文法項目を中心に研究の枠組みを理解する。
2.日本語教育学の枠組みの中で、日本語文法の研究課題を立てることができる。
3.日本語教育に生かすための実践的な日本語学および日本語文法の研究手法を身につける。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to develop the ability to analyze the Japanese language through Japanese language studies. Be able to formulate a research topic for Japanese grammar within the framework of Japanese language education.Acquire practical Japanese linguistics and Japanese grammar research methods for use in Japanese language education.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
日本語の文法項目について基礎知識を学び、日本語教育現場への応用について学ぶ。日本語学習者の立場から文法項目の理解や習得に関する問題点、また指導法について議論を行う。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
第1回:オリエンテーション、序章 日本語の文法への招待
第2回:日本語の品詞、名詞述語と形容詞述語
第3回:語から文へ、文の要素のとりたて
第4回:ハとガの話、動詞述語
第5回:ヴォイス 受身、使役
第6回:授受、ヴォイスの選択、テンス
第7回:アスペクト
第8回:イクとクル、短文から複文へ
第9回:連体修飾節、時を表す従属節
第10回:条件を表す従属節、出来事の関連を表す従属節
第11回:モダリティーの表現
第12回:出来事の関連付け、終助詞
第13回:待遇表現
第14回:指示語
第15回:文レベルから談話へ、振り返り
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
・授業の内容、方法を参照し、各自が興味を持っている項目についてテキストの内容をまとめて発表し、全体でディスカッションを行う。発表の担当は第1回の授業で決める。
・授業にノートパソコンもしくはタブレット端末をもって参加すること。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業に対する取り組み(30%)
レポート(70%)
レポートの課題:授業で取り上げた文法項目の中で各自が課題を立てて考察を行う。考察を行う際には日本語学学の動向、日本語教育学への貢献を念頭に実証的なデータに基づいて分析を行うこと。
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
近藤安月子(2008)『日本語教師を目指す人のための日本語学入門』研究社
参考書
Reference Book
天野みどり(2008)『学びのエクササイズ日本語文法』ひつじ書房
庵功雄(2001)『新しい日本語学入門ーことばのしくみを考えるー』スリーエーネットワーク
田窪行則編(1997)『視点と言語行動』くろしお出版
寺村秀夫(1982)『日本語のシンタクスと意味Ⅰ・Ⅱ』くろしお出版
許明子(2013)『レベルアップ日本語文法』くろしお出版
益岡隆志・田窪行則(1992)『基礎日本語文法』くろしお出版
※その他の参考書は授業で紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
1.発表を担当する課についてテキストを熟読し、内容をレジュメにまとめる。また、発表者は授業でディスカッションする課題について事前にまとめておく。
2.受講者はメインテキストの内容を熟読し、授業では積極的に議論に参加すること。
3.発表者はTACTに発表用のレジュメをアップロードする。受講生は授業前にディスカッションする内容、コメント、質問等をアップロードする。発表者は毎回の授業内容の説明を行い、TACTにアップロードされているコメント、質問等を中心に議論を進める。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)