授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本講義を通して受講生は、古英語(450年-1100年)の文法に関する基礎知識を身につけ、現代英語へとつながる変化の外的要因・内的要因が理解できるようになる。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course introduces some basic grammatical rules of Old English to participants and overviews 'irregularities' observed in Present-day English from diachronic point of view. At the end of this course participants are expected to understand the English spoken in Britain about 1000 years ago and explain how English has developed during its history from Old English to Present-day English. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ブリテン島に伝わった頃の「英語」(古英語)の文法に関する理解を深め、どのような要因によって、現代の英語へと変化したのかについて適切に説明できるようになる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 本授業は演習と講義を通して行う。
第1回:オリエンテーション-英語の概略史 第2回から第14回:外面史・内面史と古英語の文法項目を学習し、当時のイングランド社会について古英語で書かれた短い文章を購読する。
○外面史・内面史 ・450年から1100年の英語の形態的・統語的特徴 ・450年から1100年の「英国」における社会的・文化的背景 ・キリスト教の伝来と普及、修道院での生活 ・英語における形態的・統語的・音韻的変化
○古英語の文法項目 ・動詞の屈折(強変化動詞・弱変化動詞・過去現在動詞・変則動詞) ・名詞の屈折(男性名詞・女性名詞・中性名詞・弱変化名詞) ・代名詞の屈折(指示代名詞・人称代名詞) ・語順の多様性(主節・従属節・否定呼応など)
第15回:まとめと総括
※初回の授業時に授業方法や評価基準等について説明を行うので、受講希望者は必ず出席すること。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 英語学もしくは言語学の基本事項について既習であることが望ましいが、未習であっても構わない。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ◎評価方法 小テスト (40%)と総括テスト (60%)に受講状況を加味して総合的に評価する。100点満点に換算し、60点以上を合格とする。
◎評価基準 ・古英語の形態的・統語的特徴について具体例をもって解説できること。 ・古英語から現代英語に訳せること。 ・古英語期における社会的・文化的背景について理解していること。 ・古英語期におけるキリスト教に関する出来事等が説明できること。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 使用しない。担当教員が作成したハンドアウトを授業時に配布する。 |
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参考書 Reference Book | | Clayton, Mary "Letter to Brother Edward: A Student Edition" Old English Newsletter 40.3, 31-46. 市河三喜・松浪有 (1986)『古英語・中英語初歩』研究社. 近藤健二・藤原保明 (1993)『古英語の初歩』英潮社. ヘンリー・スウィート原著(東浦義雄註)(1962)『古代英語文法入門』千城出版. Mitchell, Bruce and Fred C. Robinson (2011) A Guide to Old English 8th ed. Wiely. Quirk, Randolph and C.L. Wrenn (1994) An Old English Grammar. Northern Illinois University Press. Ringe, Don and Ann Taylor (2014) The Development of Old English. Oxford University Press. |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 毎回新しいことを学ぶ授業なので、予習よりも復習に力を入れること。 発音の規則と人称代名詞・決定詞類の活用は早い段階で覚えてしまうこと。 試験前の「詰め込み」は絶対にしてはいけない。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | B-3)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向・オンデマンドの併用) ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はTACTで周知する。 |
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