学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2020802
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
西洋文献学P
科目名 【日本語】
Course Title
ドイツ語ドイツ文学研究Ⅱ(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Studies in German Literature II (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMGL5102J
担当教員 【日本語】
Instructor
安川 晴基 ○
担当教員 【英語】
Instructor
YASUKAWA Haruki ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 月曜日 3時限
Fall Mon 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
想起の文化


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
「想起の文化」の諸相を知ることで、今日のドイツの文化・歴史・社会について理解する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course introduces concepts and theories relating to "collective memory" in contemporary cultural studies. It also deals with aspects of the "culture of memory" in Germany after the Nazi regime.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
「記憶」を中心概念とする、昨今の人文学における新しい研究動向を知り、現代社会の重要な問題領域の一つに、主体的に取り組むための基礎的知識を得る。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
冷戦終結から30年余りが過ぎた今日、「記憶」が、世界のさまざまな地域で猛威をふるっています。
なぜ、現代の社会・政治・文化において、「記憶」がこれほどの活況を呈しているのでしょうか。あるいは、社会・文化・政治の領域で「記憶」というとき、何が問題となっているのでしょうか。この講義では、今日のドイツの「想起の文化」に着目することで、この問いを考えていきます。
具体的には、ナチズム・第二次世界大戦・ホロコーストをテーマとする記念碑・ミュージアム・パブリックアートなどを取り上げます。これらの諸例を通じて、今日のドイツに生きる人々が、自国の負の過去を、どのように「記憶」しようとしているかを紹介します。また、日本の事例にも適宜触れる予定です。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
特にありません。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への参加度(30%)と期末レポート(70%)によって総合的に評価します。
60点以上を合格とします。
教科書・テキスト
Textbook
プリントを配布します。
参考書
Reference Book
アライダ・アスマン『想起の文化:忘却から対話へ』安川晴基訳、岩波書店、2019年
その他、授業中に適宜紹介します。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
紹介された関連文献を読み、理解を深める。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)