学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2021006
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
西洋文献学P
科目名 【日本語】
Course Title
フランス語フランス文学基礎演習Ⅳ(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Introductory Seminar on French Language and Literature IV (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMFL5106J
担当教員 【日本語】
Instructor
奥田 智樹 ○
担当教員 【英語】
Instructor
OKUDA Tomoki ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 水曜日 1時限
Spring Wed 1
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
フランス語学の諸問題2


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
仏文和訳および和文仏訳の作業を通して垣間見えるフランス語と日本語の統語論的・意味論的特徴について理解を深める。
実践的に役立つ翻訳の様々な技法を学び、翻訳の方法論においてどのような理論化が可能かについて議論する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students deepen the understanding about syntactic and semantic characteristics of French and Japanese, which can be observed through the translation from French to Japanese and vice versa.
It also deals with various practically useful techniques of translation and argues about what kind of theorization is possible in methodology of this domain.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
受講者が仏文和訳の様々な技法を体得し、フランス語と日本語の統語的・意味的特徴についてより深い理解が得られるようになる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
鷲見洋一(2003)『翻訳仏文法 (下)』ちくま学芸文庫を中心的なテキストとして、同書に掲載されている仏文和訳の練習問題の解答を受講者のあらかじめ作成、提出してもらった上で、その解答を全員で検討する形で授業を進める。
なお、本書は仏文和訳をめぐる問題のみを扱ったものであるため、和文仏訳の視点も取り入れるために、日本の文学作品とそのフランス語訳-場合によってはさらに英訳も―を素材とする議論も随時行う予定である。翻訳論を通じて、文学専攻の方にも言語学の面白さを分かっていただければと思う。

第1回 否定[1] 否定を肯定で訳す
第2回 否定[2] sansおよび二重否定
第3回 感覚表現 [1] 仏訳に学ぶ
第4回 感覚表現 [2] 感覚視点ということ
第5回 感情表現 疑問文と感嘆文
第6回 視点 カメラ・アングルの魔術
第7回 話法[1] 解きほぐし再考
第8回 話法[2] 間接話法
第9回 話法[3] 自由間接話法
第10回 文の位相[1] 児童文学と広告文
第11回 文の位相[2] 時事文その他
第12回 長文を訳す[1]
第13回 長文を訳す[2]
第14回 同格構文
第15回 共通構文
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
特になし。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
毎週の練習問題の解答レポート80% 発言を含めた授業への貢献度20%
60点以上を合格とする。授業目的の達成度を評価の基準とする。
教科書・テキスト
Textbook
鷲見洋一(2003)『翻訳仏文法 (下)』ちくま学芸文庫.[2]
参考書
Reference Book
鷲見洋一(2003)『翻訳仏文法 (上)』ちくま学芸文庫.
泉邦寿(1989)『フランス語、意味の散策―日・仏表現の比較―』大修館書店.
朝比奈誼(1995)『フランス語 和訳の技法』白水社.
フランス・ドルヌ+小林康夫(2005)『日本語の森を歩いて―フランス語から見た日本語学』講談社現代新書.
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
当該授業の2週間前にその授業で扱う練習問題を知らせるので、1週間前までにその解答をレポート形式で提出すること。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)