学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2021201
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
東洋文献学P
科目名 【日本語】
Course Title
中国語中国文学研究Ⅰ(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Studies in Chinese Linguistics and Literature I (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMCL5101J
担当教員 【日本語】
Instructor
田村 加代子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
TAMURA Kayoko ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 2時限
Spring Mon 2
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2022年度入学以降
教職【教科】
Teacher's License
中高専修・国語
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
王充『論衡』文體研究


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この講義は、後漢、王充『論衡』の文體について、構文と文法的要素、主に助字の用法に着目することによって、文體と内容との相關關係が明らかになる様相を理解することを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course mainly deals with the close reading of Lunheng. This course aims to get knowledge of the function of particles in the text of Luheng.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
王充『論衡』の内容は、文體、すなわち構文と助字によって支えられているという知見を得るために、
①助字の役割に通曉すること
②構文分析に習熟すること
を目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
授業の内容と構成:
1 『論衡』の構成について
2 『論衡』の隱れテーマについて
3 『論衡』「逢遇篇」の文體(1)助字の機能
4 『論衡』「逢遇篇」の文體(2)構文分析
5 「九虛」の文體
4 「三增」の文體
5 「頌漢論」の文體
以上について講義をする。
本講義では言語表現に重きを置く。「いかに」書かれているか、についてテキストを紐解いていく。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
中國古典文の基礎的學力があること。
現代中國語ができることが望ましい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
受講者には授業中に積極的に発言することを求める。講義ではあるが、講義担当者との質疑応答にどれだけ貢献したかを評價する。特に、客觀的根處に基づいて論理的に自説を提示する力を重點的に評價する。以上の評價を50%とする。また、この講義で学んだことを、今後の研究にどのように反映できるかについての自己評價を10%とする。期末レポートを40%として評價する。60點以上を合格とする。60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
王充『論衡』(一)~(四)中華書局(新編諸子集成)
参考書
Reference Book
大久保隆郎『王充思想の諸相』汲古書院、2010
釋大典『詩語解』など、『漢語文典叢書』所収の日本江戸時代の漢語研究書の活用を推奬する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
講義に先だって、指示された箇所を予習すること。講義の後は、指定された課題について見解をまとめ、次の授業で発表できるようにすること。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-1)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向あり)
対面で実施する。ただし、三密が回避できない場合や今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はTACTで周知する。 対面を希望しない受講者にも十分配慮するので申し出てください。