授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | この講義は、後漢、王充『論衡』の文體について、構文と文法的要素、主に助字の用法に着目することによって、文體と内容との相關關係が明らかになる様相を理解することを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course mainly deals with the close reading of Lunheng. This course aims to get knowledge of the function of particles in the text of Luheng. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 王充『論衡』の内容は、文體、すなわち構文と助字によって支えられているという知見を得るために、 ①助字の役割に通曉すること ②構文分析に習熟すること を目標とする。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 授業の内容と構成: 1 『論衡』の構成について 2 『論衡』の隱れテーマについて 3 『論衡』「逢遇篇」の文體(1)助字の機能 4 『論衡』「逢遇篇」の文體(2)構文分析 5 「九虛」の文體 4 「三增」の文體 5 「頌漢論」の文體 以上について講義をする。 本講義では言語表現に重きを置く。「いかに」書かれているか、についてテキストを紐解いていく。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 中國古典文の基礎的學力があること。 現代中國語ができることが望ましい。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 受講者には授業中に積極的に発言することを求める。講義ではあるが、講義担当者との質疑応答にどれだけ貢献したかを評價する。特に、客觀的根處に基づいて論理的に自説を提示する力を重點的に評價する。以上の評價を50%とする。また、この講義で学んだことを、今後の研究にどのように反映できるかについての自己評價を10%とする。期末レポートを40%として評價する。60點以上を合格とする。60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 王充『論衡』(一)~(四)中華書局(新編諸子集成) |
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参考書 Reference Book | | 大久保隆郎『王充思想の諸相』汲古書院、2010 釋大典『詩語解』など、『漢語文典叢書』所収の日本江戸時代の漢語研究書の活用を推奬する。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義に先だって、指示された箇所を予習すること。講義の後は、指定された課題について見解をまとめ、次の授業で発表できるようにすること。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | B-1)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向あり) 対面で実施する。ただし、三密が回避できない場合や今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はTACTで周知する。 対面を希望しない受講者にも十分配慮するので申し出てください。 |
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