学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2021220
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
東洋文献学P
科目名 【日本語】
Course Title
中国語中国文学発展演習Ⅳb(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Seminar on Chinese Linguistics and Literature IVb (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMCL6120J
担当教員 【日本語】
Instructor
丸尾 誠 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MARUO Makoto ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 月曜日 3時限
Fall Mon 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
中国語学の諸問題(2)


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業では、中国語で書かれた中国語学に関する論文(必要に応じて日本語で書かれたものを扱うこともある)の講読を通して、現代中国語における文法研究の方法論を身につけていくことを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this course, students will master the methodology of studying modern Chinese grammar by reading research articles about the Chinese language written in Chinese (Japanese articles are also used when necessary).
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
現代中国語における個別の言語事象を理論化していくプロセスを体験することにより、中国語学の基礎を修得するとともに、論理的な思考および応用力を養成することを目標とする。
 
授業の内容や構成
Course Content / Plan
現代中国語におけるある言語事象について、研究テーマとなりうる問題の所在を明らかにするとともに、形式・意味・語用・認知などの側面から、総合的に分析を加えていく。
 ①授業の際には、一般言語学的な視点をも交えて、現代中国語の文法事項について相対的に論じる。
 ②一般言語学における言語理論が、往々にしてその特異性ばかりが強調されがちな中国語という言語を分析する際にどこまで有用かという問題についても併せて考えていく。
後期も前期同様、論文講読が主となる。日本語に訳していく過程において、適宜、用語や概念の解説を行う。講読する論文については、必ず予習をしてくること。
 第1回 文法研究概論
 第2回~第15回 論文講読および討論
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
中国語(“普通話”)の運用能力を有すること。春学期(中国語中国文学発展演習Ⅳa)から引き続き履修することが望ましい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
学期末レポートを70%、討論への積極的な参加などによる貢献を30%として評価する。100点満点中60点以上を合格とする。レポートを提出しない場合には「欠席」扱いとする。レポートの課題は原則として授業で扱った複数のテーマの中から選択できる形式とし、その中に「自分の興味のある文法事象」について自由に論じるものも入れる予定である。その場合、問題の発掘という点が、とりわけ重要となる。
教科書・テキスト
Textbook
プリントを配布する。学界の動向をも見据えつつ、定期的に刊行される学術雑誌の新しい論文・著書に細心の注意を払い、必要に応じてそれを教材として使用することもある。
参考書
Reference Book
取り扱うテーマに関連する個別の専門書・論文等については授業時に適宜紹介するものの、中国語の文法を体系的に理解し、理論を構築していく際の前提となるものとして、以下に挙げるものに常日頃目を通して、文法研究の方法論を把握しておくことが望ましい。
 ① 朱徳煕《語法講義》,商務印書館(邦訳:『文法講義』杉村博文・木村英樹訳,白帝社)
 ② 朱徳煕《語法答問》,商務印書館(邦訳:『文法のはなし-朱徳煕教授の文法問答-』中川正之・木村英樹編訳,光生館) ※この②については邦訳本の方に訳者による詳しい注釈がついており、参考になるところが大きい。
 ③ 輿水優『中国語の語法の話 -中国語文法概論-』,光生館
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
必要に応じて適宜指示する。なお、履修の前提として中国語学のみならず、言語学・日本語学・英語学などの知識をある程度有することが望ましい。従って、専門外の学生については、必要に応じて当該事項や概念・用語を調べてくることを別途課題として課すことがある。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)