学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2021605
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
哲学倫理学P
科目名 【日本語】
Course Title
インド哲学基礎演習Ⅱa(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Introductory Seminar on Indian Philosophy IIa (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMIP5105J
担当教員 【日本語】
Instructor
齋藤 滋 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SAITOU Shigeru ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 金曜日 3時限
Spring Fri 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
大乗仏典講読(『廻諍論』)


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
龍樹(ナーガールジュナ)著『廻諍論(Vigrahavyāvartanī)』は、大乗仏教の中観思想の立場から、他派を批判した論書である。そのため、中観思想だけでなく、当時の仏教思想やインド思想を理解する上でも重要なテキストの一つとされる。本授業では、『廻諍論(Vigrahavyāvartanī)』のサンスクリット原典を講読しながら難解な術語の解説を行い、受講者が仏教思想について理解することを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is help to students get the knowledge of Buddhist thought by reading the Vigrahavyāvartanī.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
受講生が、辞書や文法書を使用しながら、サンスクリット原典を読むことができ、さらに、仏教思想を理解することができる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
第1回 インド仏教史概説
第2回 大乗仏教とナーガールジュナ
第3回 参考文献紹介と辞書の使用法
第4回-第14回 『廻諍論』の講読と術語の解説
第15回 全体総括
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
サンスクリット初等文法の知識を必要とする。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業内の現代語訳と術語の説明に応じて評価(60%)、サンスクリット文法の解説をともなうテキストの現代語訳の評価(40%)の総合評価で60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
Bhattacharya, Kamaleswar, The Dialectical Method of Nāgārjuna (Vigrahavyāvartanī), Delhi: Motilal Banarsidass, 1978.
参考書
Reference Book
梶山雄一、瓜生津隆真訳、『大乗仏典14 龍樹論集』中央公論新社、2004年。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
準備学習として、最低3時間は、各回の授業で扱う個所を予習する。(サンスクリットテキストの現代語訳を行うとともに、難解な術語を調べる)
事後学習として、授業内容を復習して術語については理解を深めながら、レポートの準備をする。(1時間程度)
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)