授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | コミュニケーション・ツールとしてのインターネットは、これまでの人間関係およびコミュニケーションの在り方を大きく変えている。本授業においては、社会、経済、政治、文化領域及ぼすメディアの影響力及び効果に関して社会心理学の研究蓄積を基に関連理論と測定方法について学ぶことで、メディアの社会心理に関する基礎的理解力および応用力を育むことを目的とする。デジタル・メディアの社会文化的影響について考察する:受講生はニューメディア分野の新たなエーリアともいえるオンライン・コミュニケーションについて、様々な分野からのより深いアプローチによる探求に取り組むことになります。特に、FacebookやTwitter、Weibo、LINE、カカオトークなどの「ソーシャルメディア」の社会・文化・政治的含意、社会心理(人間関係論)および政治的課程に及ぼす影響について学ぶことを目指します。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The Purpose of the class is to offer the student an opportunity to delve into a new area of online communication research or to pursue various kinds of subject area in more depth. The course includes exploring the social, cultural and political implications, social psychology (Human Relations or Human Communications), and the effect toward political process of social media such as Facebook, Twitter, Weibo or LINE. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ・新たな情報メディアの特徴について知ること(Communicaiton of Social Media) ・情報メディアの発達による人間関係の変化について考察・分析できること(Human Communication) |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | (1)授業は演習式で行われます。毎週テーマについて発表を行うメインのPresenterとディスカッサント(Discussant)を1‐2名を決め、研究問題について研究・学習する方式です。
(2)発表のテーマについて発表を行うメインのPresenterとディスカッサント(Discussant)を1‐2名を決め、研究問題について研究・学習する方式です。
A)映画;例えば、Her(Spike Jones監督,2014,米国)などVRなどの最新コミュニケーションテクノロジーをテーマとしている映画を見ながらディスカッションを行います。
B)メディア社会心理学の研究方法;量的方法論/質的方法論について概観
C)理論:メディア効果論、ソーシャル・メディア論などのニューメディア理論(Journalism関連のメディア効果、ニューメディア効果理論等も含む)について勉強します。
D)実践:最新技術、産業論からみえる現状と学問的意義について検討します。 ニューメディア普及を取り巻く諸問題(アイデンティティ、プライバシー、中毒、不平等、リテラシー、パブリック)を取り巻く、国内外の諸問題について取り上げてもらい、議論を行います。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | (1)本授業は日本語で行います。日本語の関連文献の解読・理解・ディスカッションに参加し、この授業をフール活用するためには上級レベルの日本語学習者であることが望ましいです。 ★ The class will be conducted in Japanese. You should be an advanced Japanese learner who is capable of reading, understanding, and participating in academic discussions in class.
(2)授業そのものは日本語ですが、英語で書かれている資料も含まれているので、英語論文や資料の解読・理解する能力が必要です。
(3)前期授業の「オンラインコミュニケーション」が内容的にセットとなっていますので、受講しているすることを推奨しますが、必須ではありません。
(4)当該授業内容であるソーシャル・メディア、YouTube、Abemaなどネットを通じたコミュニケーション・ツールおよびそれらの社会・文化的相互作用に強い興味を持っている人なら授業を楽しめられます。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | プリゼンターとしての発表(50%)、ディスカッサントとしての参加・貢献(30%)、出席・宿題・オンライン・ディスカッションへの参加(20%)
50% Presentation as a Presenter Your participation grade is based on your demonstrated engagement with the course materials, your classmates, and me.
30% In-Class Participation and Contribution You are expected to complete the assigned readings before class and come prepared to discuss them. Be ready to answer questions, volunteer opinions, and find textual evidence to support your point.
20% Assignments, attendance & Quiz We will be using the course blog to discuss both the course readings and contemporary debates over technology and culture. You are responsible for answering at least one of the discussion questions posted each week.
A score of 60 or more considered acceptable. |
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教科書・テキスト Textbook | | 教科書:ゼミ参加者によってフレキシブルに選択する予定 『メディアの卒論―テーマ・方法・実際』藤田 真文 (編) ミネルヴァ書房 2017(二版) 『インターネット心理学のフロンティア―個人・集団・社会』三浦麻子,森尾 博昭,川浦 康至(編),誠信書房、2009 Sang-Mi Kim, (2015). Exploratory Research on Social Media and Digital Writing: Qualitative Interview of Japanese College Students (This will be distributed in the classroom.) Sang-Mi Kim, & Kobayashi, T. (2010). “Revisiting the hypothesis of Political Knowledge Gap in Asia's context.”, Networking Democracy? New Media Innovations in Participatory Politics Symposium, June 25-27, Babeş-Bolyai University, Cluj, Romania. |
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参考書 Reference Book | | 『つながりっぱなしの日常を生きる:ソーシャルメディアが若者にもたらしたもの』(2014)ダナ・ボイド著, 野中モモ訳,草思社 (原本:It's Complicated: The Social Lives of Networked Teens, Danah Boyd, Yale University Press, 2011)
下記Global Academic Research Papersの中から関連論文を見つけ購読予定です。 ・It will be flexibly determined depending on participants’ interests. A list of reference texts will be provided on the class website or in the classroom. ・Lists of reference texts will be provided on the class website or in the classroom. ・Lists of global Academic Research Papers JOURNALISM & MASS COMMUNICATION QUARTERLY PUBLIC OPINION QUARTERLY COMMUNICATION RESEARCH HUMAN COMMUNICATION RESEARCH INTERNATIONAL JOURNAL OF PUBLIC OPINION RESEARCH |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 英語及び日本語の資料は必ず読んでくることが必須です。 受講生は、毎回の授業において、発表者か、ディスカッサントになり、当該テーマについてそれぞれ問題提起およびディスカッションを行うことになります。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | ★授業の言語は日本語であるため、日本語の話す・聞く・読む・書く能力が十分にある学生が対象となる。 |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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