学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2022301
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
歴史文化学P
科目名 【日本語】
Course Title
東洋史研究Ⅰ(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Studies in Asian History I (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMAH5101J
担当教員 【日本語】
Instructor
土屋 洋 ○
担当教員 【英語】
Instructor
TSUCHIYA Hiroshi ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 火曜日 4時限
Fall Tue 4
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2022年度入学以降
教職【教科】
Teacher's License
中専修・社会、
高専修・地歴
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
近代日中教育交流史


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
近代日中の教育をめぐる交流と摩擦について、当時の教科書などを史料としながら講義し、日中が直面する歴史問題の背景を理解し、歴史学の知見に基づき対応できる能力を身につけることを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course introduces the history of educational exchanges between Japan and China.
The aim of this course is to trace the history of exchange and collision between Japan and China over the school education and the textbooks, and to obtain the perspective for the future of Japan-China relations.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
東アジアの近代がいかなる時代であったのか、また近代の日中が教育や文化をめぐっていかなる関係にあったのかを理解し、未来の日中関係を展望するための視座を得ることを目標とする。また、史料に基づいて考える歴史学の基本的姿勢を身につけることも目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
本授業は講義形式でおこなう。
写真や史料などを多く提示することで、より深い理解が得られるよう努める。
授業計画については、進度や状況に応じて、調整する場合がある。

第1回:ガイダンス
第2回:はじめに―現代日中の歴史教科書―
第3回:東アジアの近代1
第4回:東アジアの近代2
第5回:近代中国の学校教育と日本1
第6回:近代中国の学校教育と日本2
第7回:近代日中の歴史教科書1
第8回:近代日中の歴史教科書2
第9回:日本統治下台湾の学校教育
第10回:日本統治下台湾の歴史教科書
第11回:「満洲・満洲国」の学校教育と歴史教科書
第12回:「排日教科書」をめぐる日中の対立
第13回:日中戦争下、中国の歴史教科書
第14回:おわりに―戦後中国の歴史教科書―
第15回:補足とまとめ

この他、感想・疑問に対するフィードバックを授業中数回にわけて行う。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
中国近代史についての基本的知識が備わっていることが望ましい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への取り組み(授業への参加、感想・疑問の提出)、期末レポート試験から総合的に評価する。
(60%、40%)
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
スライドおよび配布資料によって授業を進める。
参考書
Reference Book
授業中に随時紹介する。
その他については、以下の通り。
土屋洋「近年中国の「統編」歴史教科書―「14年抗戦」史観を中心として―」(『新世紀人文学論究』6、2022年)
土屋洋「重慶國民政府の歷史教科書」(『東洋史研究』80巻2号、2021年)
土屋洋「清末の「東アジア史」教科書―その日本史認識を中心として―」(『文化共生学研究』17号、2018年)
土屋洋「越境する歴史認識―「満洲」の歴史教科書―」(『アジア教育史研究』25号、2016年)
2016年)
土屋洋『落地生根―日治時期嘉義的學校、民俗及鄉土―』(稻鄉出版社、2021年)
並木頼寿・大里浩秋・砂山幸雄編、土屋洋等著『近代中国・教科書と日本』(研文出版、2010年)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業・参考文献について感想・疑問の提出を学期中に数回求めるので、授業で配布した資料や紹介した参考書に目を通し、積極的に予習・復習に取り組むこと。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-3)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向・オンデマンドの併用)