学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2013015
科目区分
Course Category
基礎選択科目
Common Elective Courses
カリキュラム年度
Curriculum
入学年度共通
教育プログラム・分野・専門等
Major
基礎選択科目
科目名 【日本語】
Course Title
日本語論文作成法Ⅱb(入学年度共通)
科目名 【英語】
Course Title
Japanese Academic Writing IIb (All enrollment years)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMCC5015J
担当教員 【日本語】
Instructor
加藤 早苗 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KATO Sanae ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 木曜日 1時限
Spring Thu 1
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
日本の大学院や学術の世界(特に人文社会系を中心とした学問領域、日本関係学など)における学位取得や国際的に通用する最先端の研究活動に必要不可欠なスキルとして、研究発表・論文執筆のための学術的な日本語の表現法・指導法を身につける。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Students will learn academic Japanese writing and instruction of writing needed for writing research presentations and reports. These skills are indispensable to taking classes in the field of Japanese post-graduate education and academia (especially the academic fields within the humanities and related to Japanese studies) and performing cutting edge research.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
1)学術的な日本語の表現や文型を理解することにより、研究発表や論文執筆のための日本語表現法を習得することができる。また、その指導法を習得することができる。
2)実践的トレーニングを通して学術論文が書けるようになる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
学術的な日本語表現法に関し、ネイティブ・ノンネイティブを問わず必要なスキルを扱う。
各回の授業は以下の1)2)で構成する。
1)授業担当者による学習項目・注意点の提示(内容確認の小課題)
2)受講者の専門の論文・発表原稿を題材にした議論・指導

留学生には学術的な日本語の実践的トレーニングの場を、チューターやティーチングアシスタントには添削や議論を通じた指導法のトレーニングの場を提供する。
主に〈学術論文の構成〉や具体的な論証の技法について扱う。受講者のニーズに応じ、口頭発表についても触れる。

1.ガイダンス/授業の進め方(4クラス合同講義)
2.「引用と剽窃(ひょうせつ)」(4クラス合同講義)、添削順序決めなど(各クラス)
3.「課題の提示」
4.「目的の提示」
5.「定義と分類」
6.「図表の提示」
7.「変化の形容」
8.「対比と比較」
9.「原因の考察」
10.「列挙」
11.「同意と反論」
12.「帰結」
13.「結論の提示」
14. 課題作文の添削/解説
15. まとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
・初回の授業は日本語論文作成法 Ia、Ib、IIa、IIbの4クラス合同で実施する。その後は4つの授業に分かれるので、各担当教員の指示に従うこと。したがって、初回の授業には必ず出席する必要がある。 
・主に留学生を対象とするが、チューター従事者など学術的な日本語指導に関わるネイティブ学生の受講も認める。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
留学生
  出席・授業態度50%、小課題40%、最終レポート課題10%
日本語ネイティブ学生
  出席・授業態度20%、授業貢献度(添削指導含む)40%、最終レポート課題40%
上記の割合で評価し、60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
『大学・大学院 留学生の日本語4論文作成編 改訂版』アカデミック・ジャパニーズ研究会、アルク.
参考書
Reference Book
『これから研究を書くひとのためのガイドブック』佐渡島紗織・吉野亜矢子、ひつじ書房.
『これから論文を書く若者のために 究極の大改訂版』酒井聡樹、共立出版.
『書き込み式 日本語表現ノート』名古屋大学日本語表現研究会、三弥井書店.
その他、授業で適宜、紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
留学生
  添削用の文書(論文または発表原稿)を作成する。
  授業中扱われた文書の添削箇所を確認、復習する。
日本語ネイティブ学生
  添削指導を行う。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
他研究科履修不可。再履修不可。履修者が多い場合は初回に抽選する。履修登録は、初回に行うクラス分けの結果に従って行うこと。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)                                                   初回の授業は日本語論文作成法Ⅰaの教室で4クラス合同ガイダンスをします。その後は4つの授業に分かれますので、各担当教員の指示に従ってください。