授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 教師教育学に関する諸課題に対して関心を高め、文献やそれにもとづく議論を通して高度な専門的知識を習得することを目的とする。また、研究課題を明らかにするための専門的知識のほかに、調査・分析方法を学び、研究遂行能力を習得することを目的とする。さらに、教師教育学の諸課題に対する高度な専門的知見と卓越した研究遂行能力を習得し、学校教育等の分野においてリードする人材を育成することを目的とする。受講者は、社会のグローバル化の中で、「教える人としての教師」の再評価と再構成に関する基礎概念や知識・技能について理論的・実践的に習得する。また、教員養成の高度化の制度設計も含む教職生活全体の発達に関して学ぶことをもとに、教師教育学研究を自律的に行う能力を身につける。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course is designed to provide a learning opportunity for students to share their understanding about teacher education and to find their own research question and deep understanding. It provides students the opportunity to learn about teacher research, teacher training, and teacher education curriculum. Throughout the course the emphasis is on the following learning objectives: to examined teacher educators' competence, to analysis the impacts of lesson study on teacher professional development and improving teaching, to describe the cultural and historical. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ① 「教えるということ」(teaching)は「社会正義を実現することを使命とする」(teaching as a social justice mission)営みとしての教師の専門性に関する基礎的知識・技能を習得する。② 「教えるということ」(teaching)は専門職(teaching as a professional practice)としての教師の発達とそれを支える教師教育の在り方に関する基礎的知識・技能を習得する。③ 教師教育学の学術的発展への貢献に関するグローバルな視点から教師の資質の向上・専門性の発達の場をどうデザインすることを獲得する。④ グローバルな視点とローカルな視点から現職教育の現状と課題を獲得する。⑤ 世界的に育成にあたる教師教育者(teacher educator)に必要とされる資質能力の内実を理解し、考察する。学に関する自らの研究成果を論理的に発表することができる。また、教師教育学に関する自らの研究成果を論理的に発表することができ、自身の研究分野や内容以外にも目を向け、自信の興味関心に引き寄せて議論に参加することができる。この授業では、次の知識や技能を身につけることを目標とする。1. 教師教育学における研究動向をレビューし、それについて説明できる。2. 教師教育学の分野の研究課題を明らかにするための分析方法について理解し、実際に使用することができる。3. 研究成果を多面的に明らかにするための方法として、自身のアイデアを出すことができる。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | the main aim of this course is to learn about teacher research, teacher training, and teacher education curriculum as follows; to examine how to do research on teacher educators competence internationally, to analysis the impacts of lesson study on teacher professional development cross-culturally, to discuss on issues of teacher education, and to find effective research method on teaching and improving learning culturally. |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 第1回オリエンテーション・本授業の目的・方針・進め方第2回「社会正義を実現することを使命とする」(teaching as a social justice mission)営みとしての教師の専門職的な発達の理念第3回「教えるということ」(teaching)は専門職(teaching as a professional practice)としての教師の発達のモデル第4回教師教育学の学術的発展への貢献に関するグローバルな視点から教師の資質の向上・専門性の発達の場のデザイン第5回教師教育学の学術的発展への貢献に関するローカル視点から教師の資質の向上・専門性の発達の場のデザイン第6回グローバルな視点とローカルな視点から現職教育の現状と課題の検討・考察第7回日本における育成にあたる教師教育者(teacher educator)に必要とされる資質能力の内実の研究成果と課題第8回世界的に育成にあたる教師教育者(teacher educator)に必要とされる資質能力の内実の研究成果と課題第9回教師教育の実践的研究に関する教育研究者の「見方そのもの」(landscape of inquiry)の変革の可能性の検討・考察第10回知識の社会的構築に関する学習者としての教師のコミュニティの育成の新たなモデルのデザイン第11回教師のリーダーシップの発達のモデルの検討・考察第12回教師教育の再構築のための理論的・実証的研究成果と課題第13回教師同士の対話・学び合いを発展させるための知的な挑戦の検討・考察第14回教師教育に関するグローバルな研究課題や国際的なディスコースと日本の課題とディスコースの結びつけの可能性と方法第15回日本および諸外国の教員養成および現職教育のモデルの構築のための理論的・実証的研究方法の究明、本授業の総括、反省会と意見交換 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ① 授業で課すレポート(30%) 習得 、②授業中のペア学習・グループ学習の活動、探究学習報告、発表など(30%) 獲得 、③最終レポート(40%) 考察 で評価する。合計100点満点で60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 回の授業でレジュメを配布する。授業中に適時、指示する。 |
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参考書 Reference Book | | Doll, B.; Brehm, K. and Zucker, S.(2014)Resilient Classrooms: Creating Healthy Environments for Learning, New York: The Gilford Press. ドナルド ショーン (著),佐藤学・秋田喜代美(翻訳)(2001)「専門家の知恵―反省的実践家は行為しながら考える」ゆみる出版. ドナルド・A.ショーン(著),柳沢昌一・三輪建二(翻訳)(2007)「省察的実践とは何か―プロフェッショナルの行為と思考」鳳書房. ドナルド・A.ショーン,柳沢昌一・村田晶子(翻訳)(2017)「省察的実践者の教育―プロフェッショナル・スクールの実践と理論」鳳書房. Feiman-Nemser, S. (2012) Teachers as Learners, Cambridge: Harvard Education Press. Gewirtz, S.; Mahony, P.; Hextall, I. and Cribb, A. (2009) Changing Teacher Professionalism: International Trends, Challenges and Ways Forward, New York: Routledge. Hargreaves, A..(2003).Teaching in the Knowledge Society: Education in the Age of Insecurity, New Edition, New York: Teachers College Press, Kusanagi, K. N. (2022). Lesson Study as Pedagogic Transfer: A Sociological Analysis, Singapore: Springer. 村井尚子(2022)「ヴァン=マーネンの教育学」ナカニシヤ出版. Lampert, J. (ed.) (2019). The Oxford Encyclopedia of Global Perspectives on Teacher Education, Oxford: Oxford University Press. 的場正美・柴田好章 編著(2013)『授業研究と授業の創造』渓水社。Matoba, M.; Crawford, K. and Sarkar Arani, M.R. (eds.) (2006) Lesson Study: International Perspective on Policy and Practice, Beijing: Educational Science Publishing House.サルカール アラニ モハメッド レザ (2014) 「授業研究のグローバル化とローカル化」日本教育方法学会 編『教育方法43:授業研究と校内研修-教師の成長と学校づくりのために-』東京:図書文化、161-119頁。サルカール アラニ モハメッド レザ (2012) 「授業研究会を通した教師同士の学び合い」和井田 節子・柴田 好章 編集『協同の学びをつくる -幼児教育から大学まで-』 東京:三恵社、85-98頁。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 授業時間以外に、主体的に課程に関する調査するときがある。 |
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注意事項 Notice for Students | | 配布した資料を読んで自分なりの考え・意見・感想などをもち、それらを基に授業中で話し会いの活性化なるための努力・協力すること。 これまで学んできたこと・体験してきたことを基に、教師教育学についての知識を再構築してほしい。 |
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他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否 Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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