学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教・博前
時間割コード
Registration Code
2211540
科目名 【日本語】
Course Title
高等教育政策論
科目名 【英語】
Course Title
Policy Study of Higher Education
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
小山 竜司 ○ 阿曽沼 明裕 磯田 文雄
担当教員 【英語】
Instructor
KOYAMA Ryuji ○ ASONUMA Akihiro ISODA Fumio
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 金曜日 6時限
Spring Fri 6
対象学年
Year
1年
1
コース・専攻等
Subject
教育科学専攻
必修・選択
Required / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業では、大学・高等教育に関わる政策の構造と機能について理解するための概念や知識を学ぶ。高等教育政策論の分析枠組みを学ぶとともに、具体的な政策について、いくつかの領域の高等教育政策論の論稿を取り上げ、議論を深める。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students acquire knowledge and frameworks needed to understand formation processes, structures, and functions of higher education policies through discussing with administrative and government officials as well as examining important literature on higher education policies.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
高等教育政策を捉えるための基本的な考え方が身につくようになる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
講義は、パワーポイントのスライドを画面共有しながら説明する形式で行う。質疑・討論の時間を毎回適宜設ける。また、短い発表を課す場合がある。                                                                                                                                                                     第 1回 全体のイントロダクション
第 2回 日本の大学制度、臨教審・大学審以降の「大学改革」の歩み
第 3回 ペンペルの高等教育政策分析(概要1)
第 4回 ペンペルの高等教育政策分析(概要2)
第 5回 国立大学政策
第 6回 公立大学政策、私立大学政策         
第 7回 政治主導・官邸主導の中での高等教育政策の展開
第 8回 ペンペルの高等教育政策分析(「その後」の課題)
第 9回 冷戦後の新自由主義・グローバリズムと行政的意思決定の変質
第10回 高等教育と法・政治(大学の自治と私学の自主性、政治と教育・学術
の距離感)
第11回 高等教育と経済・財政(公費・私費、費用便益分析、シグナリング)
第12回 大学というシステムの歴史(1)中世大学(知と宗教)
第13回 大学というシステムの歴史(2)近・現代大学(知と国家)
第14回 「理系」「文系」の区分けの起源、「テスト」という思想
第15回 まとめ…大学というシステム(理念)の未来、「高等教育政策」とは
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への出席・参加状況による。発表(60%)+講義中の発言(40%)、100点満点で60点以上を合格とする。など)
教科書・テキスト
Textbook
ペンペル『日本の高等教育政策』玉川大学出版部(2004)
安原義仁/ロイ・ロウ『〈学問の府〉の起源』知泉書館(2018)
参考書
Reference Book
黒羽亮一『新版 戦後大学政策の展開』玉川大学出版部(2001)
喜多村和之編『高等教育と政策評価』玉川大学出版部(2000)
村澤昌祟編『大学と国家 制度と政策』玉川大学出版部(2010)
その他は授業で提示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
各回に次回の授業な主な内容とテキストや資料の提示を行うので、予め精読し、わからない点などがあれば質問を考えておくこと。また資料は授業の時間に消化しきれなものもあるので復習し、さらにわからない場合は質問すること。
注意事項
Notice for Students
特になし
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業の予定。ウェブ会議形式で行う双方向型。資料、課題などのやり取りを含め、実施にともなう連絡は TACTを通じて行う。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
教員への質問とそれに対する対応は、ウェブ会議形式での授業でリアルタイムに行うか、TACT 機能「メッセージ」や、直接メイルのやり取りなどを通じて⾏う。
授業に関する受講学⽣間の意⾒交換も、ウェブ会議形式での授業でリアルタイムに行うか、TACT機能「メッセージ」や直接メイルを使って行う。また質問や意見交換の時間を設ける。