学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教・博前
時間割コード
Registration Code
2221280
科目名 【日本語】
Course Title
生涯発達心理学Ⅰ(家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践)
科目名 【英語】
Course Title
Life-span Developmental Psychology I (Theory & Practice of Psychological Support for Family, Group & Community)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
平石 賢二 ○ 狐塚 貴博
担当教員 【英語】
Instructor
HIRAISHI Kenji ○ KOZUKA Takahiro
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 2時限
Spring Mon 2
対象学年
Year
1年
1
コース・専攻等
Subject
心理発達科学専攻
必修・選択
Required / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業では,主として発達心理学,家族心理学,家族療法の知見を手掛かりに,家族関係や集団,コミュニティの諸問題を理解するために必要な理論,方法について学ぶ。受講者は家族心理学の主要な知見を共有し,さまざまな問題へのアプローチについて学ぶ。そして,そのことにより,精神発達臨床科学に関する研究と実践を行う上で必要な考え方,高度な専門知識とスキルを獲得することを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course deals with theories of developmental psychology, family psychology, and family therapy. The aim of this course is to help students acquire the necessary skills and professional knowledge to conduct research and practice in these fields. It also enhances the development of students’ interest in various matters relating to education, human development, and human society.In this seminar, students learn about the theories and methods necessary to understand various problems in families, groups, communities, mainly by knowledge of developmental psychology, family psychology, and family therapy. Participants share the systemic epistemology of family psychology and understand approaches to various problems, and to examine the trends in this research area.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
家族,集団,コミュニティに関する心理学的概念と理論の理解ができる。また,授業において学習したこれらの高度な専門知識を人間と社会の諸問題を解決するための臨床実践に活かすことができる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
Be able to understand psychological constructs and theories on families, groups, and communities, and to apply the learned knowledge to clinical practices for solving human and social problems.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
受講生は各自の関心に応じて論文を選択し,その内容を授業内で紹介し,全員でディスカッションを行う。
なお内容は,個人および家族のライフサイクルの課題,家族関係等集団の関係性に焦点を当てた心理支援の理論と方法,地域社会や集団・組織に働きかける心理学的援助に関する理論と方法,それらの心理に関する相談,助言,指導等への応用をテーマとする。
各回の内容は以下の通りである。
第1回 ガイダンス第2回から第14回 受講生による論文の紹介と討論
第15回 総括
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業内での発表(50%),最終レポート(40%),討論の参加状況(10%)で評価する。合計してC評定以上を合格要件とする。授業では毎回出席確認をし,4回以上の欠席者は「欠席」とする。
教科書・テキスト
Textbook
教科書,テキストは使用しない。
参考書
Reference Book
1. Santrock, J.W. 2023 Adolescence. 18th edition. McGraw-Hill.2. Thoburn, J.W. & Sexton, T.L. 2016 Family Psychology: Theory, research and Practice. Praeger Press.3. 日本家族研究・家族療法学会(編) 2013 家族療法テキストブック 金剛出版4. 東 豊・水谷久康・若島孔文・長谷川啓三 2014 匠の技法に学ぶ 実践・家族面接 日本評論社その他,毎回の授業で文献と資料を提示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
受講生は全員,毎回,授業後に復習と関連資料の調べ学習を行うこと。また,割りあてられた発表に関しては,論文検索と要約,関連資料の調べ学習など発表の準備を行うこと。
注意事項
Notice for Students
この授業のテーマに関心を持ち,意欲的,主体的に授業に参加することを希望します。授業中には積極的に質問や意見などの発言をすること。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本的に対面授業で行う予定であるが,新型コロナウィルスの感染状況によっては,遠隔授業(Teams等を用いる同時双方向型)に変更する。なお,授業で使用する配付資料はすべてTACT上で配信する。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
オンデマンド型の遠隔授業は実施しない。