学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教・博前
時間割コード
Registration Code
2221370
科目名 【日本語】
Course Title
家族心理学Ⅱ(福祉分野に関する理論と支援の展開)
科目名 【英語】
Course Title
Family Psychology II(Theory and Applications of Support in Social Work)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
酒井 麻紀子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SAKAI Makiko ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 火曜日 2時限
Fall Tue 2
対象学年
Year
1年
1
コース・専攻等
Subject
心理発達科学専攻
必修・選択
Required / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
福祉領域におけるさまざまな対象者への心理支援の実際,およびその背景にある福祉現場の心理社会的課題や法制度等について学びます。これらを通して,人間と社会への諸問題への関心を高めるとともに,福祉領域における心理支援に携わるうえで必要な考え方や,高度な専門的知見を身につけることを目的とします。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This seminar deals with psychological issues, legal framework, and psychological support in social work. The aim of this seminar is to help students acquire the necessary skills and professional knowledge to provide psychological support in the field of social work. It also enhances the development of students' interest in various matters, including human development and society.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
1. 事例論文の講読を通して,福祉領域における心理支援の特徴を理解することができる。
2. 福祉現場における心理社会的課題や,福祉を支える法制度について説明することができる。
3. 福祉現場における他職種との連携・協働を視野に入れながら,心理職の専門性を活かしたアプローチについて考えることができる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
授業で扱う主なテーマは下記のとおりです。初回の授業で担当の割り振りを行います。基本的に,1つのテーマにつき2コマをあてて実施します。1コマ目は,福祉現場における心理支援に関する国内論文の内容を発表し討論を行います。2コマ目は,1コマ目の内容を発展させ,福祉現場における心理社会的課題や福祉を支える法制度の枠組みなどのに関するレジュメを作成し,発表および討論を行います。

【主なテーマ】
・子育て支援
・児童虐待への心理支援
・障害児への心理支援
・障害者への心理支援
・高齢者への心理支援
・その他の福祉対象者への心理支援
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
<履修条件>心理臨床科学領域の大学院生であること
<関連する科目>公認心理師および臨床心理士対応の科目全般
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
<成績評価の方法>発表・受講態度:70%,最終レポート:30%
<成績評価の基準>①総点の60%以上を満たしていること,②最終レポートを提出していること
教科書・テキスト
Textbook
教科書は使用しません。講読する論文は,初回以降に配布します。
参考書
Reference Book
永田 雅子・野村 あすか(編) (2021). 心の専門家養成講座⑨ 福祉心理臨床実践―「育ち」と「家族」を支える― ナカニシヤ出版
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
発表資料の作成と最終レポートの作成は,授業時間外に行ってもらいます。
注意事項
Notice for Students
特になし
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
対面授業が難しいと判断された場合には,遠隔授業(同時双方向型)を実施します。いずれの授業形態においても,質問等は,授業中・授業後もしくはTACT機能の[メッセージ]より受け付けます。