学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教・博前
時間割コード
Registration Code
2221480
科目名 【日本語】
Course Title
心理臨床実習Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Practicum in Clinical Psychology I
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
永田 雅子 ○ 狐塚 貴博
担当教員 【英語】
Instructor
NAGATA Masako ○ KOZUKA Takahiro
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 木曜日 1時限
春 木曜日 2時限
Spring Thu 1
Spring Thu 2
対象学年
Year
1年
1
コース・専攻等
Subject
心理発達科学専攻
必修・選択
Required / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
心理発達相談室での実践的学習及び教育訓練を通じて、心理臨床の基本倫理と知識、実践的力を深める。相談室活動を通して、人間と社会の諸問題に絶えず関心をよせ,目の前のクライエントと真摯に向き合い,問題解決のために他機関・他職種と協働的に取り組むことのできる人材を養成する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course enhances the development of students' psychotherapeutic skills more.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
心理発達相談室におけるケースを担当し、受理面接および心理治療の実際を経験する。担当したケースの個別スーパービジョンとケースカンファレンスの報告によるグループ・スーパービジョンを受けることにより、心理臨床の実践的力を習得することを目標とする。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
具体的には次の5つの内容を行う。これらの実践および訓練により、多様な臨床事例の見立てと援助方法について学ぶ。
1.ケースカンファレンスに参加する。
  臨床事例研究の討論に参加し、事例のアセスメントおよび支援の方針について検討を行う。
2.心理発達相談室の運営等に参加する。
  職務の社会的責任、職務倫理等の具現化や支援の協同などについて学ぶ。
3.ケースを担当し、個別のスーパーを受ける。
  7月後半から相談室にてケースを担当し、担当スーパーバイザーの指導を受ける。
4.ケースカンファレンスに担当ケースを報告する。
  自分が担当したケースの経過について振り返り、見立ておよび支援の方向について提起する。
5.そのほか臨床実践に必要な取り組みを行う。
 
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
本科目は心理臨床科学領域の大学院生を対象とする。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への出席状況、相談ケースの担当状況、ケースカンファレンスでの報告内容と討論参加状況(50%)、および学期末に課せられるレポート(50%)により総合的に評価する。それぞれについてC評定(60点以上)を合格要件とする
教科書・テキスト
Textbook
森田美弥子・金子一史編 臨床心理学実践の基礎その1 ナカニシヤ出版 2014 
金井篤子・永田雅子編   臨床心理学実践の基礎その2 ナカニシヤ出版 2015
参考書
Reference Book
授業中に適宜指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
相談室活動・運営全体がこの授業の内容に含まれる。積極的に関与をすること。
注意事項
Notice for Students
本科目は心理発達相談室がその社会的責任を担っている性質上「ケースカンファレンス」を兼ねるものである。相談員となる大学院生は全員履修すること。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
原則、対面とする。木曜1・2限のケース会議と相談室内のシフトを含む相談室活動が講義に含まれる。なお7月半ば以降、担当ケースが解禁となった場合は、相談室でのケースを担当することもこの講義の内容に含まれるため、積極的に相談室活動にコミットすること。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
感染状況で対面授業が行われない場合、あるいは講義時間外の教員への質問はTACTあるいは、教員の大学アドレスに送ること。