学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法・博前
時間割コード
Registration Code
2300720
科目区分
Course Category
法学研究科開講科目
Courses Offered by the Graduate School of Law
科目名 【日本語】
Course Title
労働法研究Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Studies in Labor Law Ⅱ
担当教員 【日本語】
Instructor
矢野 昌浩 ○ 中野 妙子
担当教員 【英語】
Instructor
YANO Masahiro ○ NAKANO Taeko
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 水曜日 3時限
秋 水曜日 4時限
Fall Wed 3
Fall Wed 4
対象学年
Year
1年
1
授業形態
Course style
演習
Seminar


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
最近の労働法の重要判例についての研究を行う。自主的に問題を発見し、それを解決する方向性を探ることのできる、専門的な問題解決能力および研究能力を身につけ、さらには次代の法学研究のための広い視野と深い専門知識を修得することを目指す。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students acquire the necessary skills and knowledge needed to achieve a better performance in their studies at the graduated level through examining recent important court cases in Japanese Labor Law. This course will be taught in Japanese.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
最近の裁判例を判例・学説・立法との関係で分析できるようになる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
The goal of this course is to obtain ability of examining court cases.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1 報告者が自分の関心のある最近の判決をとりあげて報告を行い、全体で事実関係や判旨の理解の仕方について学習する。

2 検討対象となっている判決が労働判例の流れのなかでどのように位置づけられるかを学習する。

3 当該判決で争点となっている問題が、欧州あるいはアジア諸国ではどのように解決されることになるのかについて学習する。

4 判例報告に替えて、自分の研究テーマに関する報告を行うことができる。その場合には、当該テーマに関する紛争事例、立法動向、判例・学説の状況、自分の研究の位置づけについて、明確にすることが求められる。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
判例・文献の要約と検討の的確さにみられる報告のレベルや、質問やそれに対する応答など授業中の発言の内容のレベルによって評価する。
最近の判例動向や学説状況について、基本的な用語や概念を正しく理解し、授業をとおして得られた知識に基づいて論理的に考察し論述できること、授業に積極的・能動的に参加して、労働法学の基礎的な知識と技能を身につけたことが合格の基準となる。
教科書・テキスト
Textbook
必要に応じて授業中に指示する。
参考書
Reference Book
裁判例の動向については、「労働判例の動き」『重要判例解説』(有斐閣)各年版が参考になる。その他、必要に応じて授業中に指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
*チューターを通じて事前に対象判例や参考文献が指示されるので、それに従うこと。
注意事項
Notice for Students
特になし。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)