授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本講義では、今日におけるアジア政治思想史という学問分野の意味について考察することによって、参加者が自身の研究テーマが持つグローバルな意義を見出すことを目標とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this lecture is for participants to discover the global significance of their own research themes by considering the meaning of the academic field of the history of Asian political thought today. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 1.東アジア政治思想の今日的なコンテキストとしてのグローバルヒストリと比較政治理論の現在の状況を理解する。
2.参加者の研究テーマが持つグローバルな意義を見出す。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 授業は、毎回、テキストを決めて、討論を行うことで進められる。グローバルヒストリという現実、また、比較政治理論という理論の観点の両方から意味を持つ東アジアからの政治思想的な発信の言説を批判的に考察する作業を行う。とりわけ、東アジア政治思想の資源の脱文脈化と再文脈化の課題への対応、及び、ナショナリズム・国家利益からの脱却が批判的な評価の基準となる。柄谷行人、Xu Jilin (许纪霖)、Jie-Hyun Lim(林志弦)による最近のテキスト等を取り扱う予定である。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 平常点による(100%)。毎回の講義でにおける報告や討論において、テーマに対する理解と批判のレベルを確認し、成績評価の材料とする。それぞれのコースの論文執筆に使える程度の理解・批判になっているかを合格の基準とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 柄谷行人『力と交換様式』岩波書店、2022年。 Xu Jilin(2018). Rethinking China's Rise: A Liberal Critique. Translated by Ownby, David., Cambridge University Press. Jie-Hyun Lim(2022). Global Easts: Remembering, Imagining, Mobilizing, Columbia University Press. |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義での報告や討論のために、指定のテキストを事前に読むことが要求される。 |
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注意事項 Notice for Students | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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