学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
経・博前
時間割コード
Registration Code
2411113
科目名 【日本語】
Course Title
価格理論Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Microeconomics Ⅱ
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
ECOET5102B
担当教員 【日本語】
Instracter's belongs
田村 彌 ○
担当教員 【英語】
Instracter's belongs
TAMURA Wataru ○
担当教員配属【日本語】
Instracter's belongs
大学院経済学研究科
担当教員配属【英語】
Instracter's belongs
Graduate School of Economics
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 月曜日 6時限
Fall Mon 6
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この講義は、標準的なミクロ経済学の後半パートであり、ビジネスへの応用に重点を置いている。扱うトピックは、ゲーム理論、市場構造、契約理論、マーケットデザインなどを含む。この講義の目的は、ゲーム理論のモデルや均衡の概念を理解し、現代社会の諸問題に対処するための分析能力を身につけることです。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course is the second part of the standard microeconomics sequence, with an emphasis on business applications. Topics include game theory, market structure, contract theory, and market design. The goal of the course is to develop students' understanding of game theoretic models and equilibrium concepts, as well as their analytical skills in dealing with various problems in modern society.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
- ゲームの構造に対応する均衡概念を適切に使うことができる
- インセンティブ設計の重要点を理解し、直観的な解釈をすることができる
- マーケットデザインの主要なテーマを理解し、具体的なメカニズムの特徴を調べることができる
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1. 経済学におけるゲーム理論の役立て方
2. 戦略形ゲーム
3. 戦略形ゲームの応用例
4. 展開形ゲーム
5. 展開形ゲームの応用例
6. 不確実性と情報
7. 不完備情報の戦略形ゲーム
8. 不完備情報の展開形ゲーム
9. 不完備情報ゲームの応用例
10. モラルハザード
11. スクリーニング
12. メカニズムデザイン
13. オークション
14. マッチング
15. まとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修要件とはしないが、価格理論ⅠおよびエコノメトリクスⅠを履修済みであることが望ましい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
- 授業中の発表:30%
- 宿題:40%
- レポート:30%
教科書・参考書
Textbook/Reference Book
【教科書】
渡辺 隆裕『一歩ずつ学ぶ ゲーム理論 -数理で導く戦略的意思決定-』裳華房 (2021/11/19) ISBN 978-4-7853-1593-1
【参考書】
坂井豊貴『マーケットデザイン―最先端の実用的な経済学(ちくま新書)』筑摩書房 (2013/9/4) ISBN 978-4480067340
栗野盛光『ゲーム理論とマッチング (日経文庫)』日本経済新聞出版 (2019/10/16) ISBN 978-4532114145
神取道宏『ミクロ経済学の力』日本評論社 (2014/9/1) ISBN 978-4535557567
Laffont, Jean-Jacques Laffont & Martimort, David. The Theory of Incentives: The Principal-Agent Model. Princeton University Press (2001/12/26) ISBN 978-0691091846
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
- 事前に授業内容を予習すること
- 演習問題を解き質問を作成すること
- 発表準備をすること
注意事項
Notice for Students
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業科目(原則として対面のみ)
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
質問への対応方法
Office hour
TACTのフォーラムおよびメッセージ機能を使って質問対応を行う。