授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | この講義では、東アジアの工業化を欧米の経験と比較することで、経済発展を理論的かつ実証的に分析するための応用能力を培うことを目指します。 |
|
|
授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course enhances the Applicable Ability to analyze economic development theoretically and empirically by comparing East Asia's Industrial Revolution with the Western world's experience. |
|
|
到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ・日本、中国を中心とする東アジア地域における農業と工業の発展について、近世から現代に至る概観を理解する。
・中国における経済発展の特質を、欧米諸国との共通点、相違点を比較しつつ、説明できる知識を獲得する。
・日本経済史、アジア経済史を巡る論争、学説を理解し、それに対して自分なりの見解、評価を述べることができる知識を獲得する。 |
|
|
授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1 東アジアの近世:銀、人口、農業(教科書、第1章第1節~第2節)
2 東アジアの近世:貿易、貨幣、市場経済(教科書、第1章第3節~第4節)
3 東アジアの開国と開港:(教科書、第2章第1節~第2節)
4 中国の伝統経済(教科書、第3章第1節)
5 中国の伝統経済の変容(教科書、第3章第2節)
6 清朝の国家的対応(教科書、第3章第3節)
7 中国の近代部門の黎明(教科書、第4章第1節)
8 中国工業の黄金時期(教科書、第4章第2節)
9 南京国民政府の国家的対応(教科書、第4章第3節)
10 満洲経済(教科書、第8章第1節)
11 華北経済(教科書、第8章第2節)
12 日中戦争下の経済変容(教科書、第8章第3節)
13 戦時経済から人民中国へ(教科書、第10章第1節)
14 毛沢東時代の経済発展(教科書、第10章第2節)
15 まとめ |
|
|
履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 毎回テキストの指定個所を通読の上参加すること。This course will be taught in Japanese. |
|
|
成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ・毎回レポート(1200字程度)もしくは小テストの課題を課す。得点が高い10回分の課題の平均点で評価する。
・東アジア経済の発展について説明できること、経済史学の問題に関する基本的な概念や用語を正しく理解していること,学術的な論述する上での適切な引用と形式を踏まえていることを合格の基準とする。 |
|
|
教科書・参考書 Textbook/Reference Book | | 教科書:堀和生・木越義則(2020)『東アジア経済史』日本評論社。 |
|
|
課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | ・予習:教科書の該当章を通読しておくこと。
・復習:毎回提示する宿題を取り組むこと。 |
|
|
注意事項 Notice for Students | | |
|
授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
|
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
|
質問への対応方法 Office hour | | 授業終了後,またはTACTの「メッセージ」機能を通じて対応する。 |
|
|